''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

なんちゃっての賄いの「衣笠丼」もどきを喰らう より。

天気が良いとは言え、朝晩の冷えは、秋の深まりを感じますね。
そんな時、温かいモノが食べたなくなります。
昼時も近いですね。

先日、冷蔵庫の掃除とばかりに、厚つめの揚げさんと玉ねぎと人参と卵が残っていました。
さて~、何を作ればと思えば、厚めの揚げさんがあるなら、ここは「なんちゃっての賄いの衣笠丼もどき」しかないです。
衣笠丼と言って、分かるのは京都の人ですね。

大阪なら「きつね丼」と言えば、想像が付きます。
衣笠丼と言えば、その由来は、京都市北区鹿苑寺に臨む標高201mの衣笠山に由来すると聞きます。

平安の御代、時の帝、宇多天皇が、衣笠山に、真夏に雪景色を所望したので、山に白絹を掛けて、雪に見立てたというの伝承より、「きぬかけ山」とも呼ばれるようになり、この「きぬかけ山」に由来して、丼に盛った姿を山に見立て、衣笠丼の名が付いたと言われているようです。

ただ、宇多天皇が夏にそのような無理難題を言われようはずもありません。
時の知恵者が、サプライズした程度の事だと思われます。

それ以上に、きぬかけ山とは、心外です。
平安の御代から、衣笠山ですね。
あくまでも、後付けの説明のように感じます。

ただ、大阪などのようにきつね丼と違うのは、その揚げさんが、分厚いと言う事です。
ですから、豆腐でも有名な京都にあって、ふんわりとした厚めの揚げを好まれる風潮があります。
ペラペラの揚げさんは、ダメです。

多くの店で、これに旨みの強い九条ネギを一緒に煮ています。
色合いも青味と玉子の黄色と白色と、食欲を沸かせます。

この日の我が家に、九条ネギはなかった。
その代わり色合いのある赤の人参と旨みの強い玉ねぎを入れてました。
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なんちゃっての賄いの衣笠丼もどきです。
一応、九条ネギが入っていないので、衣笠丼もどきと書きましたが、もともと定義はありません。
厚めの揚げさんと掻き混ぜ過ぎない玉子の白と黄色のコントラストがあれば良いはずですね。

その意味では、苦情(九条)は言わないでくださいね。(ここしか笑うとこないですよ。ねぇ、とおるちゃん!!)
それでも、少し白出汁で煮立たせましたので、即席とは言え、玉ねぎにも揚げさんにも、白出汁の味は入っています。

いきなり、醤油を入れて仕上げれば、衣笠山の白雪に見えないでしょう。
即席にしては、風流に仕上げたつもりです。
即席とは、すばらしい仕事である意味合いのようですね。
そんな珍しい名字の方もおられるんですね。(昨晩は、勉強になりました。)

早い美味い安いと言うのが、庶民にはいいです。
そんな即席の衣笠丼もどきですが、揚げさんが美味いです。
京都のカレーうどんには、肉バージョンと、揚げさんバージョンがあります。
意外と、揚げさんバージョンも、私の好みです。

今度は、揚げさんの入ったカレーうどんが食べたなくなりました。
今日のランチは、カレーうどんにしてみようとかと思います。
ありがたいことです。

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。