''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

本醸造 越後菊水 呑んでみました より。

今日は、いろいろと忘れ難い日です。
あれは、今から37年前に大事故にあって、ここから半年入院生活を過すと言う私の歴史があります。
今も怪我は完治せず、後遺症が残っています。
一日とて、忘れることが出来ない出来事でした。

翌日、ホテルニュージャパンの火災、翌々日、羽田航空機墜落と、負の連日の悪夢でした。
2月になると、いろいろな事を思い出します。

でも、それがあっての今の私があるのも事実です。
人生が、いろいろと狂ったような気もしますが、偶然の偶然は、まさに必然であったと思えば、今の暮らしはありがたいと思って暮らしています。
これは、事実です。

独身暮らしが長かった私が、50歳になって、娘を授かって、その娘との暮らしは、何にも替え難い大切な時間です。
そう他人様から見れば、そうでなもなくても、今の自分は本当に幸せです。
これ以上の幸せを望んでも、罰が当たります。

深い感慨の気持ちになるのが、今の心境です。
後ろは振り返りません。
ただ、同乗していて、命を失った人の事を思えば、いろいろと気持ちが沈みます。

大人になって、酒の味を覚えて、時に心の玉箒とばかりに、せっせと心の塵を払っています。
今日もそんな気分です。
ご冥福を祈りたいです。
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先日、いつものディスカウントの酒屋で見つけた特売の本醸造 越後菊水です。
税込価格で、1,000円ならお値打ち価格です。
安いだけでなく、美味いんです。
燗にするより、常温で頂く冷の酒が特に美味いです。

関東煮(おでん)にも、合います。
刺身にも、合います。
焼き鳥にも、合います。

私のストライクゾーンのど真ん中と言う感じです。
呑み口もいいし、香りもいいです。
パックの酒とは、全く別物です。

久しぶりに、安価で美味い酒を呑む事が出来ました。
生きていればこそ、この酒にも出会えました。
何か無性に嬉しくなります。
情緒が不安定ではありません。

呑み口の後が、すっきりして、深酒にならないのも、いいです。
食後、私の横で、娘が嫁と一緒に、みかんを食べていましたね。
ささやかですが、幸せな暮らしを実感しています。

あの日があってこそ、今日の暮らしがあると思えば、涙が頬を伝います。
あれから、37年が過ぎても、少し前のように感じるのは、あと何年たっても変わらない様に思えます。

あの時、私も三途の川に片足浸けていたような状態でした。
あのまま、自動車が引火していれば、今の私がありません。
自動車の天井の桟に片足引っかかったまま、通りすがりのトラックのドライバーさんに助けて頂きました。

今考えても、ぞっとします。
事故を起こした自動車は、形もないほど大破していましたからね。
生きていたのが、不思議です。

いろんなご縁で、今があります。
社会に還元したい気持ちも強くあります。
いろんな事が大過ぎて、子供の私では、整理しきれなかった自分が居ましたね。

人生、いろいろあります。
それでも、日日是好日と、天を仰いて、神仏に感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいことです。
本当にありがたいことです。

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。