冥王レイリーとは、少年漫画『ONEPIECE』の作中に登場する人物、シルバーズ・レイリーの事です。
漫画のストーリーの中でも、ある意味大切なキーマンでもあります。
創作上のですが、私は憧れています。
物腰の柔らかさといい、人に対する言葉遣いとか、それが敵対する人物でも、穏やかで丁寧なものいいです。
豪放磊落と言うか、すべて枠に治まらないと言う、すべてに囚われがありません。
唯一、相棒と呼ぶ海賊王ゴールディ・ロジャーとは、不思議な縁で結ばれています。
とは言え、海賊王ロジャーが率いたロジャー海賊団の副船長だった人物が、冥王レイリーです。
組織にあっては、通常の社長を助ける副社長の立ち位置ではありません。
商業登記的に言えば、ある意味、共同代表的な立ち位置かもしれません。
船長ロジャーは、カリスマ性はあるが、組織の長として、組織をまとめるような人物には描かれていません。
実務者能力に長けたのが、副船長のレイリーでしょうね。
見るからに、組織の中では船長と上下の関係はないように感じます。
ですから、船長と呼ばずに、「相棒」なんでしょうね。
ただ、世界的なメーカー、ソニーで言えば、井深大氏と盛田昭夫氏に似ていると言えば、言いすぎでしょうかね。
共に、創業者の一人です。
肩書は別にして、上下の関係はないにように感じますね。
組織にあっては、副社長の立ち位置が難しいです。
大きな会社では、数名居られることもあります。
あくまでも、社長のサポート的な立ち位置に居ることが多いです。
社長とは、上下の関係があります。
禅の言葉、禅語の中に、「松無古今色 竹有上下節」(松に古今の色無く、竹に上下の節有り)と言うのがあります。
松は、常に青々としています。それに比べて、竹には上下の節があります。
その対比です。
「松無古今色」は、平等一色面の仏の世界、それに対比して、「竹有上下節」は、この私たちの住む差別歴然の面を表し、全体として平等即差別、差別即平等の真理を表現しているみたいです。
現実世界にない世界が、『ONEPIECE』の世界観です。
都合のいい悪魔の実を食べて、特殊能力を手に出来る。
それに対して、本来人間の持つ潜在的な能力を高めた覇気と呼ばれる能力の対比です。
多種多様の人種と人物が交錯する尾田先生の世界観も楽しめます。
生きるうえで、困難なことは、幾度も発生します。
続に、「紙は乗り越えられる試練しか与えない」とも言われますが、乗り越えられない試練も多々あるのが、この現実世界でもあります。
どんな頑張っても報われないこともあるんです。
でも、成功者の言うのは、途中で成功するまで諦めなかったから、成功があると言います。
誰かに評価してもらうために、頑張るのでなく、自分が満足するために生きると言うのは、素晴らしいことだと思います。
時に、頑張り過ぎないことも大切なことです。
禅の世界でも、最終目的地の長安に行くには、特別な方法はありません。
楽な手段は居なんです。
毎日毎日、家の横の道を歩み続けるところに、目的地があるんです。
疲れれば休めばいいし、気力の戻るまで、休んで再度歩みだせばいいだけです。
焦っても、どうにもなりません。
走って言っても、早く到着するとは、限りません。
このコロナ戦で、先行きが見えなくなっています。
感染者が少なくなっても、経済的な損失から、更なる負のスパイラルに陥ります。
どうすることもできない状態になりますからね。
そんな時、立ち止まって考えるのも、一つです。
考えながら、歩むのも一つです。
ゲームみたいに、辞めたと、途中でリセットできません。
とりあえず、前に前に進むしかありません。
私にとって、冥王レイリーの豪放磊落な笑い飛ばせる楽天的な性格と、どんな時も冷静に対応できる能力に憧れがありますね。
祝いのバースディーケーキを嫁が作りました。
真ん中のレイリーの顔は、嫁手作りのチョコプレートです。
なかなかよく出来ています。
4歳児ゆうゆうも、ケーキに大喜びでした。
不景気と言う甘くないケーキでなく、今回は甘いケーキです。
今来ている不景気を笑い飛ばす、精神的な余裕と体力の余力を絞り出したいところです。
ささやかな勇気を持ちたいです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。