''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の食卓ものがたり 鰤のしゃぶしゃぶにしてみました より。

すでに新しい年が明けてから、7日が過ぎました。
正月気分も、そろそろ日常生活に戻さないとイケません。
8歳児ゆうゆうも、9日から新学期です。


先日、家から行ける鮮魚のいいスーパーで、新しい年を迎えてから初めての買い物に行きました。
年末は、いろいろと買い込みましたので、食料には困りませんが、やはり、生モノが食べたくなります。
スーパーの鮮魚にいいモノを見つれました。
鰤の大きな腹身の冊です。


刺身で食べるには、大き過ぎます。
それならはと、鰤のしゃぶしゃぶにしてみようと、しゃぶしゃぶ用に切りました。

 

とりあえず、見栄えの良い所を選んで、中皿に盛り付けました。
まだまだ、用意があります。

腹身をよく買います。
脂が乗って美味いです。
大きな鰤の切り身にして、しゃぶしゃぶにします。
鍋では、昆布だしをしっかり張ってあります。


豆腐、白菜、ネギ、揚げさん、キノコ、人参など、ある程度シンプルに具材にして、あとは、鰤を食べまくるだけです。
甘いです。
脂の旨味を感じます。


鰤の脂の旨味ょ吸った野菜や豆腐も、これまた美味いです。
脂も、くどく無いです。

くどくないと言えば、禅の言葉、禅語なら、「無功徳」でしょう。
無功徳という禅語は、禅宗の初祖とも称される達磨(だるま)大師が残した言葉ですね。

 

達磨(だるま)大師が、苦難の末にインドから中国に辿り着きました。
その時、達磨大師は、梁(りょう)の武帝(ぶてい)に会った時に、話を交した時に出た言葉が、この「無功徳」と言う言葉です。

 

武帝(ぶてい)は、名君でいろいろと仏教も保護して、多くの民にも善行をしていたのです。
ですから、武帝達磨大師に、自分がこんな事もしたあんな事もしたと言ってアピールします。
ある意味ドヤ顔でしょうね。


武帝(ぶてい)は、達磨大師から、「それはいい行いをされましたね。あなたの来世は、素晴らしいでしょう」と褒めて貰えると、思っていたのかもしれません。


それに対して、達磨大使から言われたのは、「無功徳」ですから、「無意味」と言う事です。
それなら、このお方は、達磨大師でなく、マグマ大使かと、「???」と思ったのかもしれません。
この夜に、突然隣の国に向かいました。


これだけ多くの国民に善行を施し、また仏教を保護して来たのに、無意味がないと言われれば、意味が分かりません。


要するに、してやっていると言う気持ちが、イケなかったのでしょう。
仏の世界に見返りは、不要です。
これだけやったから、あれだけしてやったのだからと、見返りを認めたのでは無意味です。


仏様は、一切衆生を救うのが、願いです。
もちろん、そこに見返りの欲はありません。
何事も同じです。


例えば、基本的に人が仕事をするのは、生活の糧を得るためです。
でも、その仕事をしているのが、してやっているのか、させて貰っているのかで、気持ちが違います。
嫌な客にも、にこにこしながら、仕事をやらないとイケないこともあります。
嫌な仕事もありますからね。
嫁や子供、家族の為、仕事をするわけです。


同じ仕事をするなら、してやっていると言うのでなく、させて貰っているという謙虚な気持ちと感謝の気持ちは、必要です。


日々の暮らしの中、何かの力で生かして貰っていると思えるといろいろと謙虚に地道に幸せに暮らせます。
人の人生で、飛び切りの幸せは、滅多にありません。
そんな一発逆転のホームランの人生はありません。
道は近きにありです。


私は、日々の暮らしの中で、平穏に家族と暮らさせて貰えることに、神仏に感謝して生かして貰っています。
お手軽な幸せですが、人の幸せなんてそんなものでしょう。
それが、大震災などの災害で、無くして初めて感じる幸せな日常の暮らしです。

今回の地震で被災された方も、願うのは特別な幸せでなく、日常の暮らしだと思います。
地震で日常を無くされた被災者の皆さんが、一日も早く日常の暮らしが戻りれますように、念じるばかりです。


親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。              
ありがたいことです。            
            
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。              
ありがたいことです。              
              
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。              
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。              
ありがたいと感謝です。              
              
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