''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

お助け、ゼナ様より。

朝から強い日差しが差しています。
いい天気になりそうですね。
すでに秋空です。
天高く馬肥える秋です。

 

何かやって来るという中国の故事ですね。
馬に乗った騎馬族の襲撃に備えます。

 

季節の変わり目も、何かやって来ます。
夏の疲れが、やって来ます。
季節の変わり目に、お茶も変ります。

 

体調に変化のあるのが、季節の変わり目です。
食事の変化もありますね。
冷たいものから、温かいものに、変りつつあります。
冷たいお茶から、熱いお茶に変わる時期でもあります。

 

食事のスタイルが生活のスタイルを変えます。
朝晩の冷え込みと昼間の温度変化に、体が付いて行きません。
私もその一人です。
風邪のひき始めのような感じです。

 

ここが一番大切です。
それでも、体調が良くないので、仕事に行く途中に、薬局に寄りました。
こんな時は、ドリンクです。
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大正製薬の「ゼナ F0-1α」(498円)です。
ドリンクにもいろいろあります。
150円程度のドリンクなら、疲れた体に2時間くらい効きます。
300円程度のドリンクなら、疲れた体に半日ぐらい効きます。
500円から600円程度のドリンクなら、疲れた体に1日ほど効きます。

 

値段の差は明らかです。
しかし、1,000円、2,000円となると、効果はそれほど値段に反映されません。
高い生薬を使えば、値段も高くなります。

 

今回飲んだ500円程のゼナですら、高麗人参、ニクジュウヨウ、芍薬、甘三、桂皮、生姜、そして、ムイラプアマが入っています。
これにタウリン、ビタミンB・E、ニコチン酸アミドが加味されています。
ムイラプアマは、アマゾン川流原産の「ボロボロノキ科」という木の根を乾燥された生薬と説明に書かれています。

 

「ボロボロノキ科」とは、ふざけた名前ですね。
南米では、ハーブとして使われて来たとの説明書があります。

 

生薬と言えば、落語の世界では「生薬屋(きぐすりや)」です。
圓歌師匠の落語を思い出します。
「中沢家の人々」は笑えますが、古典でも聞き入ります。
今では、日蓮宗の僧侶・園法としても活躍されています。

 

東京新橋近くにあった気薬屋の旦那と出入りの信太が、お伊勢参りに行った噺を思い出します。
何ていうタイトルの噺だったでしょう。
思い出せません。(後日発見『電報違い』と判りました。)

 

噺は至って簡単です。
伊勢で遊んで帰りに、名古屋に立ち寄り、ここで心中未遂の男女を旦那が見つける。
そのままに出来ないと、話を聞いて何てか身の立つ様にしてやりたいと、親切で世話好きな旦那です。

 

連れの信太に、郵便局に電報を打って来いと依頼する。
しかし、電報は打った事がない信太さんです。

 

郵便局に入ると、「ミャミャ」「もーな」と名古屋人を誇張した名古屋弁のため、話が伝わらない。
そんな中、東京育ちの局員を見つけました。
これに嬉しくなり、言わなくてもいい事まで、ぺらぺらしゃべる。

 

電報の内容となると「明日帰る。旦那・信太」のハズです。
明瞭ですね。
如何せん、電報に濁点は付きません。
つまり、ダンナシンタは、旦那死んだになります。

 

ちょうど、東京新橋駅では、偶然事故があって、大騒ぎです。
それも、旦那が乗って帰る汽車です。
偶然、心中男女を助けたために、その便に乗り遅れたから、人の人生は数奇です。

 

しかし、電報は、旦那が死んだことになったと、大変な騒ぎになっている中、旦那と信太が帰って来るという話です。
オチは、覚えていません。
DVDに録画したのをもう一度見てみたくなりました。

 

それにして、脱線事故の落語があったとは、意外です。
昔のお笑いトリオに、脱線トリオがありましたね。
何ともふざけています。
リーダーの由利徹さんは、宮城県石巻市の出身ですね。
この大震災の惨事、生きておいでなら、如何に思われたことでしょうね。

 

その上があります。
てんぷく(転覆)トリオです。
ゲンが悪いふざけた名前ですね。

 

しかし、笑いは確かでしたね。
当時の笑いです。

 

てんぷくトリオと言えば、三波伸介さんや伊東四朗さんです。
伊東四朗さんと言えば、今や名優です。
電線マンのイメージはありませんよね。
♪チュチュンが、チュン 電線に雀が三羽止まっていた~

 

おしん」にも、父親役で出ておられましたね。
奉公に行くため、筏に乗るおしんを見送る父の姿に涙したものです。
伊東四朗さん、昭和の泣き笑いですね。

 

転覆も脱線も、悲しい事故でも、それを笑いに出来る生き方は、前向きです。
その事故で亡くなった方もおられる。
しかし、生き残った者もいる。

 

偶然でなく、必然として生き残ったのです。
今回の東日本大震災でも、多くの人が亡くなりました。
それでも、生き残った方には、使命があると思います。
一日も早い復興復旧を祈るばかりです。

 

震災から、すでに半年は経っても、未だいいニュースはありませんね。
まだ避難所や郷里を離れた方が大勢です。
政治に期待はしていませんが、何とか力を貸してもらいたいです。

 

日常のありがたさを痛感しています。
日々の暮らしの中にこそ、幸せがあると感じます。

 

今日あるのは、偶然でなく、必然です。
心静かに過ごしたいです。
ありがたいことに、私は仏縁を頂けています。
ありがたいと感謝しています。

 

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。
それが願いです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、生薬の効果の薄い話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。