''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

黄色い蝋梅の花が咲いています より。

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先日、池田の逸翁美術館に行った時です。
その行き帰り、いつもの同じ道を通っています。

 

いつものように、その道成に花が咲いているお宅があります。
赤い椿もきれいです。
そんな中、黄色い蝋梅の花がとてもきれいでした。
品のいい黄色でしょうね。

 

黄色と言えば、1977年(昭和52年)公開の映画幸福の黄色いハンカチですよね。
山田洋次監督による人情ものです。

 

主演は、もちろん高倉健さんです。
その妻光枝役に倍賞千恵子さん、それから映画初出演となる武田鉄矢さんに、さらに脇役には、渥美清さん・桃井かおりさんと磐石な布陣です。
第一回の日本アカデミー賞を総なめにした作品であるとも聞きます。

 

この映画、いろいろな人の基点になった映画でもあります。
主演の高倉健さんにしても、任侠ヤクザ映画から一転再起の掛かった作品にもなりました。

 

今では、役者のイメージがある武田鉄矢さんですが、当時は歌手でした。
今もそうでしようがね。
それも、一発屋の「母に捧げるバラード」のヒット以来海援隊としても、忘れられていた時代です。

 

母に捧げるバラード」は、名曲ですが、何分イメージが強すぎた。
事実談にしても、たばこというイメージから、私には「黒」のイメージです。
歯の裏真っ黒です。

 

武田鉄矢さんと言えば、やはり先生の「金八」さんです。
ここにも「金色」のイメージです。
それとも、皆さんには、「腐ったみかん」のオレンジ色でしょうかね。

 

劇中の後半に流れる「なごり雪」も、真っ白な「白」です。
これもやはり昭和の名曲です。

 

色で言うなら、脇役の桃井かおりさんも「桃色」ですね。
色の世界は、不思議です。
色が付いていると言うのも不思議です。
そこから、色のイメージが沸きます。

 

色のイメージから、温かいやら冷たいやら、不思議です。
それでも、黄色には何やら幸福という枕言葉が似合います。

 

もうすぐ、3月の東日本大震災で一年が来ます。
汚濁の色から、復興という色の取り成しで、幸福という黄色い色が、取り戻せますように、祈ります。

 

色に込められたイメージですね。
黄色は、幸福の色です。
私には、そんなイメージがあります。

 

梅の花も、上品な色です。
しばし、花見です。

 

禅語「逢花打花逢月打月」 (はなにあえばはなをたし、つきにあえばつきをたす)を思い出します。
私の大好きな禅語です。

 

花に逢っても、心を充電します。
打つという言葉がいいですね。
打つとは、心を打つのあの打つです。

 

日々の暮らしの中で、路傍の花を見て、苫屋のような貧家から見える月を見て、それを楽しみに出来ます。

 

雨でなっても、雪であっても、然りです。
雨の日も、雪の日も、これまた「好日」です。

 

あればあるで、無いならないで、それも楽しめます。
豚まんのCMみたいに、有る時、無い時で、表情を変える必要はありません。
有る時は、美味しいと楽しんで、無い時は、次有る時まで、楽しみを得ればいいだけです。

 

無くったって、蝋梅の話だけに、狼狽しないで下さいね。(ここしか、わらうとこないですよ。ねぇー、とおるちゃん!!)

 

笑う門に、福来るです。
心に光を射せば、心の花も咲きます。
心の持ちようです。
そう信じたいです。

 

日々の暮らしの中で、ささやかな幸せを見つけます。
見過ごしそうな花ですが、どこでも探せる幸せです。
誰にでも探せる幸せです。
少しだけお裾分けします。

 

これも、ありがたい仏縁のお陰です。
手を合わせて感謝しています。

 

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。
それが願いです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、色とりどりな話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。