''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

緊張しないやりブタから見える世界より。

昨日は、よく降りましたね。
朝から、晴れ間が見えています。
今日の天気は、不安定な天気予報です。

 

首センサーのクビダス(かんとうしょうえの造語)が、高い確率を示しています。
また雨のようです。
疎水のツバメも、低く飛んでいます。
これは雨の予感です。(「間近いない」 少し前に流行ったフレーズでしたね)

 

そう言えば、フマキラーのペーブのリキッド液を購入しようと近くの大手スーパーに行くと、あれまぁー、他社製のリキッド液は売られていますが、フマキラーだけあれません。
これはやられました。
こんなこもとあるのだと、諦めました。

 

よく行くコーナンなら、低価格でフマキラーのリッキド液が売られています。
アルミホイルも切れていますので、その折に買うことにしょうと、今回は諦めた次第です。

 

しかし、あの寝られない蚊の攻撃には、耐えられません。
雨が続けば、蚊の発生も予想されます。
それじゃと、風流な蚊取り線香を購入です。
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夏の縁側と言えば、そこにあるのは、夏の風物詩の「ブタさん」ですよね。
蚊取り線香を入れるブタさんの焼き物です。

 

あれは、「やりブタ」と呼ばれます。
感じなら「遣豚」か「遣ブタ」と書かれますね。
ブタも漢字で書くと、何やらおいしそうな焼豚のチャーシューみたいに感じます。

 

日本の夏には、そんな小物を使うと、やはり情緒がありますね。
その中に、蚊取り線香を入れる訳です。
蚊取り線香の容器ですね。
常滑焼 や万古焼、時には織部焼もあるようです。

 

あれ、特売の蚊取り線香、何だか変です。

 

よく見ると、「金鳥蚊取り線香」でなく、「アースの渦巻香」です。
何か微妙です。
早速その晩に火を付けると、香りが良くないですね。
やはり、本家の金鳥蚊取り線香の香りの方が、上品です。

 

「アースの渦巻香」のパッケージにも、除虫菊の絵が書かれています。
除虫菊の成分を線香にして、それを渦巻き型にしたのは、さすがの発明ですよね。
発明者は、大日本除虫菊の創業者である上山英一郎氏で、明治35年の発売の事と聞きます。
キンチョウの正式会社名は、今でも大日本除虫菊株式会社と言うのも驚きです。

 

それにしても、渦巻き型の蚊取り線香が発明されるまでは、どうしていたのでしょうね。
蚊帳にも限界があるように思えます。
先人の知恵に驚かされます。
それにしても、個人的には、キンチョウのCMは、ユニークで好きです。

 

キンチョウも調べると、大阪の長居球技場は、今「キンチョウスタジアム」と言うようですね。
こうした施設の名前だけをレンタルすることが多いですね。
名前だけに、競技の選手も緊張するのでしよう。

 

緊張すると言えば、突然、知らないこと言われたり、暗示された時は、緊張します。
雨の時期となれば、やはりあの説話です。
落語の「道灌」の方が有名です。

 

太田道灌が、狩りの途中で村雨に遭い、雨具を借りようと一軒のあばら家に立ち寄ったところ、家の中から、15歳あまり(二八の女・16歳のとも言います)の少女が、お盆の上に山吹の枝を乗せ「お恥ずかしゅうございます」と差し出した。

 

この事に、道灌が何がなんだか意味が解らないでいると、ご家来の1人が「七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき」という古歌に因んで、山吹の「実の」と雨具の「蓑」をかけて『雨具がございません』と遠まわしにお断りしたのだと申し上げた。

 

これを聞いた道灌は「ああ、予はまだ歌道に暗いのう」と嘆いて和歌道でも精進したという話です。

 

「七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき」の歌は、『後拾遺和歌集』に中務卿兼明親王の和歌のようですね。(Wikipedia参照)

 

しかし、史実では、その和歌と山吹の意味が分からず、道灌が怒って帰ってしまい、帰宅後家臣に和歌の意味を聞いて悟ったと言うことのようです。
道灌、意外に人間が小さいぞ。(♪ 小っちゃいことは気にするな。それワカチカワカチカ。最近見かけないですね)

 

どんなところでも、勉強は出来るのですね。
落語でも、ブログでも、場所や時ではありません。

 

仏法世界の中にあるように、どこにあっても、これ道場です。
林中にあっても、山中にあっても、市政にあってもです。

 

禅の言葉・禅語にも、「直心是道場」とも「歩歩是道場」とも言います。
日々の暮らしが修行であり、その修行が楽しいと、これまた人生も味わい深いものですね。

 

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあると思っています。
ありがたいことに、私は仏縁を頂いています。
ありがたいと感謝しています。

 

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、蚊道に暗い凡夫の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。