昨日の記事に続いて、大阪北浜辺りからです。
遅めランチを済ませてから、小雨が降る中、大阪市立の東洋陶磁美術館に向かいました。
遅めランチを済ませてから、小雨が降る中、大阪市立の東洋陶磁美術館に向かいました。
大阪市のご誠意を受けて、無料で拝観させて貰いました。
玄関には、その旨の掲示がありました。
「よぉー、大阪市の太っ腹」
この日は、文化の日ですから、こうした企画がいろんな所でもあったはずでした。
特に、大阪市立の東洋陶磁美術館にした理由はありません。
前回の京都国立博物館での陶磁展に、起因しているような気もします。
今回は、中国古陶磁清玩(せいがん)です。
特別展は「イビョンチャンコレクション韓国陶磁」、平常展は「安宅コレクション中国・韓国陶磁、日本陶磁、沖コレクション鼻煙壺」と盛りだくさんです。
好みもいろいろですが、日本の緻密な陶磁器は、素晴らしいと思います。
韓国や中国の陶磁器を見て、改めて日本の陶磁器の良さを再確認です。
玄関には、その旨の掲示がありました。
「よぉー、大阪市の太っ腹」
この日は、文化の日ですから、こうした企画がいろんな所でもあったはずでした。
特に、大阪市立の東洋陶磁美術館にした理由はありません。
前回の京都国立博物館での陶磁展に、起因しているような気もします。
今回は、中国古陶磁清玩(せいがん)です。
特別展は「イビョンチャンコレクション韓国陶磁」、平常展は「安宅コレクション中国・韓国陶磁、日本陶磁、沖コレクション鼻煙壺」と盛りだくさんです。
好みもいろいろですが、日本の緻密な陶磁器は、素晴らしいと思います。
韓国や中国の陶磁器を見て、改めて日本の陶磁器の良さを再確認です。
それに、日本の展示の中に、鼠志野や織部と皿などもあって、この辺りが私にとって心地よいです。
土の陶芸も陶磁器との対比も、いろいろと楽しめました。
この東洋陶磁美術館に来たら、見たいものがあります。
国宝 「飛青磁 花生」 龍泉窯 元時代(13~14世紀)と、国宝「油滴天目 茶碗」建窯 南宋時代(12~13世紀)の二つを見たいと思います。
土の陶芸も陶磁器との対比も、いろいろと楽しめました。
この東洋陶磁美術館に来たら、見たいものがあります。
国宝 「飛青磁 花生」 龍泉窯 元時代(13~14世紀)と、国宝「油滴天目 茶碗」建窯 南宋時代(12~13世紀)の二つを見たいと思います。
今回の展示で、国宝 「飛青磁 花生」 龍泉窯 をじっくりと鑑賞しました。
素晴らしい出来です。
均整の取れれた形が素晴らしい。
青磁の中に、浮かび上がる飛んだ蝶のような文様に、じっと食い入るように見ていました。
素晴らしい出来です。
均整の取れれた形が素晴らしい。
青磁の中に、浮かび上がる飛んだ蝶のような文様に、じっと食い入るように見ていました。
知らない人が見たら、ちょっと可笑しい人です。
相方も、いつものようにあきれ顔です。
相方も、いつものようにあきれ顔です。
ある時、ひび割れが生じたため,代わるものを中国に求めたのですが、当時の明時代の中国には、もはやそのよう官窯はなく,鉄の鎹(かすがい)でひび割れを止め修理されて、送り返し来たとあります。
逆に、この鎹(かずがい)を、大きな蝗(いなご)に見立てて,馬蝗絆(ばこうはん)と名づけられた記されているようです。
確か漫画『味しんぼ』の14巻でも、この馬蝗絆(ばこうはん)が登場します。
ご存知の方も多いと思います。
確か漫画『味しんぼ』の14巻でも、この馬蝗絆(ばこうはん)が登場します。
ご存知の方も多いと思います。
長年の、大酒飲み、女郎買い、こちらが、熊五郎とお光の夫婦が別れた理由です。
その吉原の女郎と別れた時の歌が、いいですね。
その吉原の女郎と別れた時の歌が、いいですね。
手に取るな やはり野に置け 蓮華草
家に蓮華草は、似合いません。
野にあって、初めていいと思える蓮華草ですからね。
野にあって、初めていいと思える蓮華草ですからね。
外で食べる食事と、家で食べる食事でも同じです。
毎日、味の濃い脂っこい食事は、体によくないです。
毎日でも、食べられる家庭料理こそ、家庭で合います。
毎日、味の濃い脂っこい食事は、体によくないです。
毎日でも、食べられる家庭料理こそ、家庭で合います。
別れたお光が、女一人で、亀坊を育ちる話に涙をそそります。
子供が怪我をさせられても、した子供の親から仕事をもらっていると、文句も言えず泣き寝入りです。
お光が、不憫で仕方ないです。
子供が怪我をさせられても、した子供の親から仕事をもらっていると、文句も言えず泣き寝入りです。
お光が、不憫で仕方ないです。
別れた夫婦も、嫌いで別れたわけではないですから、子供がいたら、その子供が鎹(かすがい)となって、元の鞘に戻ります。
良かった、良かったのハッピーエンドがいいです。
良かった、良かったのハッピーエンドがいいです。
とは言いながら、この鎹(かすがい)の形を知らないと、意味がわかりませんよね。
最近の若い方は、この鎹(かすがい)をしりません。
ホッチキスの針と言うか、弾と言うか、そんな形です。
古い日本家屋には、柱と柱を止める所に、打ち込んであります。
最近の若い方は、この鎹(かすがい)をしりません。
ホッチキスの針と言うか、弾と言うか、そんな形です。
古い日本家屋には、柱と柱を止める所に、打ち込んであります。
心に届く人情話は、いいですね。
鰻が食べたくなりました。
それに、燗酒もいっしょ頼みたくなります。
鰻が出て来るまで、お新香で、呑まなくてはいけませんけどね。
鰻が食べたくなりました。
それに、燗酒もいっしょ頼みたくなります。
鰻が出て来るまで、お新香で、呑まなくてはいけませんけどね。
いい文化的な一日を過ごせました。
太っ腹の大阪市殿、ありがとさんです。
太っ腹の大阪市殿、ありがとさんです。
日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁を得たと、感謝しております。
ありがたい仏縁を得たと、感謝しております。
最後まで、正眼に構えた元鞘の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。