''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

かしわのロース煮、温野菜添え を食らう より。

嫁の伝言が、テーブルの上に置かれています。
いつも、忘れやすい事は、テーブルの上に伝言を書いてくれます。
これが意外と助かります。
忘れやすいお年頃になってしまったようです。

冷凍庫に入っているかしわのもも肉で、何か作って欲しいという伝言です。
かしわとは、関西で言う鳥肉の事です。
かしわは、鳥の戒名や法名ではありません。

かしわと言うのは、ありがたいです。
鍋焼きうどんに入れてもいいですし、炊き込みご飯に入れるのは、必要な一品です。
野菜も、人参やさざがき牛蒡に、揚げの細かく切ったモノを入れると、それだけで美味しそうな炊き込みご飯にもなります。

妻の作ってくれる炊き込みご飯は、私の好物です。
多めに炊いて、次の日におにぎりにしてもらうと、どんどん頂けます。
おにぎりの妙と言う奴です。
どんな満腹でも、小さなおにぎりなら、別腹で入りますね。

炊き込みご飯が美味しい時期になっています。
それはさておき、かしわが残っているという指令に、応えないといけません。
冷凍肉ですから、ショウガ焼きと言うのは、少し選択肢が薄いです。
冷凍肉独特の匂いが気になります。

時間をかけて解凍するなら、それもありですが、短時間で解凍するなら、レンジの解凍機能を使うのが、ベストです。
その代り、味は落ちます。

それらを考慮して、冷蔵庫と相談です。
それなら、かしわのロース煮なら、出来そうです。
煮汁にもショウガを効かせて、煮込むなら、匂いも気になりません。
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玉ねぎ、人参、甘唐など、野菜も入れて色合いを付けました。
お皿は、嫁のコレクションです。
洋食っぽい感じが出せます。

ソース代わりに、煮込んだ煮汁に餡を付けました。
これなら、肉も固くなりません。
そうして、嫁の帰りを待って、カットした訳です。
味もよくしゅんでいた美味いです。

味も薄味の嫁に合わせて、薄めです。
でも、しっかり味を付けています。
そこは、腕の見せ所です。
とろっとした餡が、かしわを包み込んでくれます。

残り物で作ったにしては、上出来です。
たっぷりの酒と砂糖とみりんと醤油の秘伝の黄金比率を駆使して、煮ればだけでも、簡単に出来あがります。

煮上がれば、片栗粉を打つだけです。
調理時間も15分ほどで、ほろほろしたでかしわが煮上がります。

少しのテクですが、意外とポイントを外さなければ、家で食べるには、遜色ありません。
嫁は、弁当のおかずに入れて行ったようです

満足してくれるといいのですからね。
それを念じるだけです。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、愛染かつらならぬホロホロした話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。