''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

晩酌の肴 大根菜と厚揚げの炊いたん より。

朝晩の冷えを感じます。
秋も近いと言う事でしょう。
日中の気温との変化が大きいだけに、風邪をひきそうななっています。

私の隣で寝ている2歳児ゆうゆうが心配です。
何度も目が覚めて、ゆうゆうの様子に気にかけます。
こんな私でも、やはり親なんですね。

これだけ夕刻の気温が下ると、やはり、楽しみは晩酌タイムとなります。
もちろん、燗酒の薦めです。
酒は燗 肴は刺身 酌は髱と言う具合ですよね。

我が家は悲しい慰労の手酌酒です。
それでも、ありがたいと頂いています。
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先日播州の郷里に帰った時に、父が持たせてくれたのが、間引いた大根菜でした。
いろいろと使いましたが、この日は、京風に「大根菜と厚揚げの炊いたん」です。
そのままんまのネーミングですが、しっくり来ます。

もちろん、椀仕立てにして、吸い物にして出すのもいいです。
これも、我が家の食事の汁モノにして出ます。

シャキシャキした食感を楽しむ程度にカタ目に茹でて、出汁を張って味付けたした所に、厚揚げを煮て、最後に青味を添える態度に出汁に潜らせてモノです。
小鉢に盛れば、あっという間に出来る小鉢モノです。

冷蔵庫に白出汁ありますので、数分で出来上がります。
山盛りの大根菜も、茹でるとあれあれと言うほどになってしまいます。
春、子供の時に野で摘んだ土筆の油炒めみたいです。
山盛りの土筆も、炒めるとカサがウソって位に減ります。

今でも、土筆の油炒めは大好物です。
なかなか安全で綺麗な土筆を、摘みに行く場所が少なくなりました。
大阪都会では、無理かもしれません。

あのほろ苦い感じがいいんです。
大根菜も、仄かなほろ苦さもあります。
厚揚げの油が、青菜に回っていい感じです。

「これ植木屋さん」と御隠居の声がかかると言えば、落語「青菜」ですね。
あれも、夏の噺です。
落語にも、季節感があっていいです。

男どもには、青菜が嫌いな方も多いです。
青菜ですから、葉物野菜の総称ですね。
私は、ほうれん草が好きですね。

形が、南無妙法蓮華経のお題目の形に似ているから、そうした名が付いたとも聞きます。
最近のほうれん草は、サラダにも使われることもあり、灰汁が少ないのが主流ですね。
でも、品種改良される前のあの横に飛び出た形の灰汁のあるのも、美味いです。

ほうれん草のつけ根の赤い所は、甘味もあります。
ほうれん草なら、私の定番の常夜鍋にしても、ほうれん草と卵の炒め物、定番のお浸しにと、使い勝手はいいです。

レストランでもやっていたマヨポン炒めも、時々作ります。
ほうれん草をマヨネーズと炒めて、味付けにポン酢を少し入れて炒める料理です。
ビールのおつまみには、いいでしょうね。

やはり、この秋に向かっての時期は、定番の常夜鍋にして、具材は豆腐、豚肉、ほうれん草のシンプルなものなら、毎夜食べても飽きません。
冷蔵庫の白出汁を張って煮ればいいだけです。

味付けは、ほぼほぼポン酢です。
もちろん、紅葉おろしを添えてもいいし、イチラーですから、一味をフリフリしてもいいです。
フリフリと言っても、リージョンやマクロジョンは、昔の話ですね。

昔の古い言葉で、おかずは「な」と言う言葉の総称だと聞いたことがあります。
菜っ葉も魚も、「な」です。

大阪は、古い国名で、「なにわ」と言われますが、この「な」は、魚です。
大阪湾では、魚が豊富に獲れたので、魚の庭で、「なにわ」と呼ばれるようななったとの事です。
諸説あると思いますが、海の幸も豊富な所だったのですね。

大阪湾の台風21号の被害は、想定外に大きな被害になりました。
やはり、自然の脅威は、怖いです。
今年もまだまだ台風が来るでしょうが、あの21号の大風の恐ろしさが今でも、忘れられません。

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。