家の近くの公園の桜が、風に吹かれて、花吹雪状態になっています。
近くの川面にも、桜の花びらが、花筏になって、過ぎゆく春を感じます。今年の桜は、雨がなかったので、花が長い間楽しめました。
ただ、コロナの影響で、花見の宴は楽しむことが出来なかったのは、残念です。
来年は、楽しみたいと思います。
それにしても、東京と言い、大阪と言い、感染者の増加の推移は、右肩上がりかもしれません。
何とも言えず、脅威です。
昨日も、4歳の愛娘と二人して、家から数分の公園の桜の下で、ベンチに腰掛けて、名残りの桜を見ました。
もう花びらも、ほとんど散り気味です。
花より葉がでいます。
時折風が吹いて、桜吹雪が待っています。
桜吹雪と言えば、『花吹雪』 (作詞・作曲:柴田淳、編曲:重実徹)のイメージがあります。
♪ 忘れない 君と過ごした日々泣いたり 笑ったり 傷ついたり~
まさに、我が家の4歳児のゆうゆうとの日々です
月曜から、保育園の要請で、当分私がゆうゆうを預かることになりました。
保育園は、まだ休園になっていませんが、いつクラスター源になるか分からない危険がいっぱいあります。
保育士の先生方にも、ご負担を掛けています。
多分5月6日まで、自宅で子供を見ることになりそうです。
さあ、商売あがったりです。
桜吹雪と言って、遠山の金さんを思い浮かべるのは、昭和の時代劇ファンです。
私は、杉良太郎さんのイメージが強いです。
主人公の遠山金四郎景元です。
官位は従五位下左衛門少尉、「遠山左衛門(少)尉様、御なり」で、有名です。
職制は、江戸北町奉行、大目付、後に江戸南町奉行、北南両江戸町奉行に就いた方は、珍しいです。
旗本の最高役職の大目付を就いたのちに、更に江戸南町奉行に就いたと言うことは、如何に有能だったか分かります。
「かみ・すけ・じょう・さかん」の四等官の中にあって、従五位下左衛門(少)尉は一般的な地方官の「守」の「かみ」のはず、でも、左衛門と特別な例外的の存在になります。
衛門府(えもんふ)には、左衛門府と右衛門府の2つが置かれ、和訓にて「ゆげひのつかさ」と呼び、それが変化して、「ゆぎえ」と呼ばれ、「靫負」という漢字をあてる場合があると聞きます。
靫(うつぼ、ゆぎ)とは、矢を差す箱型の「方立 (ほうだて) 」に、「端手 (はたて) 」の事のようです。
同じ意味で同じうつぼに、靱と言う字もあります。
靱負は、ゆきえと読みを付けることもある。
映画『のぼうの城』の、成宮寛貴さんが演じた成田家家老・酒巻靱負詮稠(さかまき ゆきえ あきちか)を思い出します。
長官職の督(かみ)は、従四位下に相当し、権官(定員外)はなかったといい、中納言・参議が兼任することが多く、また左右兵衛督を加えた計4名のうちの1人が検非違使別当を兼ねるのが慣例であったと言う。
唐名は、金吾大将軍などと呼ばれることがあるが、あの金吾中納言と言えば、すぐにあの戦国武将の小早川隆景の名前が出れば、戦国武将通ですね。
次官職の佐(すけ) 従五位上に相当し、こちらは、真田信繁こと幸村の官位の呼び名で有名です。
その下の大尉・少尉(さかん)では、大尉は公家が、少尉は武家が任命されるシステムになっていました。
ただ、江戸時代では、「左衛門尉」が旗本や御家人などの中級武士に与えられるようになったとあります。
「左衛門尉」(従五位下)には、少し違和感がありますが、なんでも例外的に規定がありますからね。ただ、従五位下左衛門(少)尉のその前の官位は、従五位下大隅守であり、こちらの方が多少上であったことになります。
桜吹雪から、横にそれ過ぎましたよ。
吾子が、知らない顔をしています。
飽きたようです。
二人して、時代劇も好きですから、籠城中は、時代劇でも見て過ごしましょうかね。
大河ドラマ「麒麟がくる」のポスター見て、誰っというから、「明智光秀十兵衛」と教えると、「じゅうべい」と言う娘でした。
それなら、「惟任日向守光秀」ときちんとした呼び名で教えるべきでしたね。
最近は、ポスター見ると、「あけちみつひでじゅうべい」と答える歴女の片鱗を見せる4歳児でした。
子供との時間は、貴重です。
ありがたいと神仏に手を合わせます。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。