先日、ご近所の嫁の親戚のおばさんから、山盛りのお裾分けいただきました。
それは何かと尋ねたら、「葉牛蒡」です。
牛蒡菜です。
まだまだ、根っこの牛蒡は小さいままです。
いろいろと調べて見ると、やはり、牛蒡だけに金平にするのが、いいみたいです。
それならと、葉牛蒡を、葉と茎と根の3つに分けてカットしました。
葉牛蒡ですから、泥にまみれています。
掃除が一番の大敵です。
丁寧に茎を洗って、一寸強程にカットして、水で晒してザルあげして、用意です。
後は、アサヒ軽金属のフライパンに、ごま油を入れて、熱したらカットして牛蒡の茎に入れて炒める。
後は、定番の金平の作り方です。
時短、手抜を目指しますので、砂糖、酒、みりん、麺つゆ、すこしの醤油を入れて、炒めます。
私は、最初に、鷹の爪の輪切りを入れて炒めます。
ただ、5歳児ゆうゆうは、鷹の爪入れると、辛い辛いと言います。
それも、我が家に生まれた定めです。
味の感覚は、甘辛い感じをイメージです。
牛蒡の茎の金平は、浅く炒めても、深く炒めても、それぞれに味に趣があります。自分好みを見つけてみるのも、これ楽しいです。
出来上がりは、こんな感じです。
弁当に入れてもいいし、ごはんのお供にも、晩酌の小鉢にもいいと思います。
鷹の爪の輪切りがよく効いています。
白ごまも、無農薬モノを使っています。
香りも味もいいですね。
牛蒡と言えば、池波正太郎著『鬼平犯科帳』の登場人物の馬蕗(うまぶき)の利平冶を思い出します。
馬蕗(うまぶき)とは、牛蒡の別名ですよね。
なかなか知らないと、分からない言葉が多いです。
先日、嫁の仕事場で、密を避けての、昼時の豚汁作りがありました。
上司の発案らしいです。
前日に、私も手伝って、材料の買い物や切り込みをやりました。
下処理も必要ですから、当日するのは、業務もありますので無理だと言って、前日の用意となりました。
それが、無難です。
人に食して貰うのですから、衛生的にしないとイケません。
家での仕込みも、ナイロン手袋使いましたよ。
当日、リックに詰め込んだ材料を背たろうて、朝出かけました。
昼に、どうなったのかと電話に入れると、順調に進んで完売したとの事です。
30食ぐらいの用意でしたので、ちょうどいい量になったと思います。
入ったのは、大根、人参、蒟蒻、玉ねぎ、舞茸、揚げさん、そして、メインの豚肉、それに白出汁、味噌ですね。
この日は、牛蒡のささがきは入れなかったです。
汁物に入れると好き嫌いがあるからです。
でも、しょうえ亭では、牛蒡を入れないのですねと、会社の人に言われたみたいです。
あくまでも、好き嫌いのないように、仕込みをするのが、常です。
私なら、里芋も入れたいです。
刻んだ葱は、衛生上の問題もありますので、市販のカット葱を使いました。
好き嫌いのある葱ですから、好き中だけ、取って貰うように、取り箸せっとしたら、問題ないでしょう。
味の濃さにも、好みがあるので、すこし薄い目に味付けするように、嫁に言いました。
もちろん、年配の方や持病のある方も居ますので、「減塩しています」といいつつ、一味唐辛子をアクセントになるので、瓶で用意させました。
塩分が薄くても、一味唐辛子をフリフリすれば、汁物ですから、味に影響はありません。
汁物で塩分が濃いと、呑めたものではありません。
すこし薄い目の当たりにするのが、無難です。
最初に椀に入れた方と、最後に入れた方では、塩分も違いますからね。
昼ごはんも各自で持参して、豚汁だけ振舞おいと言うのは、いいと思います。
距離をとって、静かに食事をされたみたいです。
とは言いながら、これは第二弾でした。
次はどんな難題になるのかと、すこし不安です。
うどんになるのか、ちゃんこ鍋になるのか、そんな不安を感じます。
仕込みはしないと、出来ませんよ。
それに、まずは衛生的にすることが、肝要です。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。