世の中には、いろいろな記念日と言うのがありますね。
7月2日、うどんの日らしいです。
「うどんの日」は、香川県地方の農家では、農繁期が一段落した雑節「半夏生」の頃に、うどんを食べて労をねぎらう習慣があったことに由来するです。
関西の大阪地域では、「半夏生」のと言えば、鰻の頭と焼き豆腐の煮付けをすることもあります。
鰻の頭は、半助と呼ばれることがありますね。
関東の鰻の頭は、捌いた時に切り落とします。
切り落とした鰻の頭だけが、口を開いて動いています。
鰻屋のバイトしていた頃、この切り離した鰻の頭にかまれたことがありますよ。
今でもトラウマになっています。
そうそう半助と焼き豆腐の事が、上方落語「遊山船(ゆさんぶね)」にも登場します。
私の中では、笑福亭松葉さん(七代目の松鶴)の落語が好きですね。
六代目の松鶴の「遊山船(ゆさんぶね)」も聞いたことがありますが、大阪独特の情緒があっておもろしいですね。
喜六・清八の二人が大川の夕涼みにやって来ます。
喜やんが、鰻に胴があったん知らんかったと言うセリフがありますね。
喜やんが、鰻を食べたことがあると言う清やんの驚きがありますが、よく聞くとそれは鰻の頭の「半助豆腐」ですね。
当然の事です。
庶民の長屋暮らしモノが、おいそれとは鰻のまむしを食べれるはずもありません。
商人の旦那が、芝居見物の帰りに、鰻でも食べるか、押し寿司の大阪寿司を食して帰って来るみたいなのが一般的です。
正妻の「ごりょうさん」を連れて、芝居見物辺りが多いでしょう。
良家の「ごりょうさん」は、「御寮様」から「ごりょうさん」「ごりょんさん」「ごりょうはん」等と呼ばれます。
落語「遊山船(ゆさんぶね)」にも、いろいろな大阪の言葉が入ります。
主客は、「キャー」と呼ばれます。
芸者は、「玄人」「出てる妓」「褄取る妓」、挙句に「芸衆」って風に呼ばれていますね。
大阪独特の言い回しです。
先日嫁がネットで注文したいつもの藤井製麺の半生のさぬきうどんです。
味もいいし、ハズレもしない優れものです。
家で、手軽に本格的に讃岐うどんが楽しめます。
5歳児ゆうゆうの食べ方で分かりますね。
子供は、麺類好きですが、この藤井製麺は、なかなか口からうどんを離しません。
この娘の口に合うんでしょう。
私も親ですから、口に合うんです。
もっと美味いモノは、現地に行って、作りたて打ち立てて茹でたてを、専用の釜で仕上げないと、素人個人の家では、到底無理なのはしっています。
我が家の大きな鍋があって、強めの火のコンロがあって、大きなザルがあって、我が家としては出来るだけの工夫をして、これです。
家なら、精一杯検討しています。
ざるうどんも美味いし、汁を張って温かいうどんも美味い。
また、カレーうどんにしても美味いです。
家でするなら、ある程度万能のうどんです。
我が家では、半生緬も食べますが、同社の乾麺も取り寄せています。
少し特徴が違いますが、のど越しと言うか、うどんの生に近い感覚を楽しむなら、半生が扱いやすいです。
乾麺と半生麺の違いは、5歳児ゆうゆうの食べる時間ですね。
当然、半生麺の勝利です。
ざるうどんが、この時期美味いですね。
手軽に家で楽しめるのは、ありがたいです。
嫁曰く、我が家は、藤井製麺の大阪支店だと言う位に、よく注文しているかもしれません。
毎回、おまけの試供品のうどんが付いています。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。