半夏生にと、蛸を食しました。
夏至から数えて11日目の7月2日頃から七夕(7月7日)頃までの5日間が半夏生のようです。
スーパーの特売で、半夏生の連呼です。
若い方は、選挙の候補者の名前って? そんなくらいの乗りです。
この感じ何かに似ています。
そう、あれは京都国立博物館に行った時の、三日月宗近の展示前と同じ、呼び込みと同じです。
三日月宗近も分からないのに、名前の連呼だけでした。
ある程度ご存じの方が、見に来られるので、ご存じのはずです。
よくご存じのない案内員さんが、連呼するのは、何か違和感があります。
いかがわしいお店の呼び込みじゃあるまいしね。
また昭和の時代、京橋の繁華街を歩いていると、いかがわしいお店の前の店員さんに呼び込まれたのを思い出します。
最近では、呼び込みは禁止です。
ですから、連呼するのは、選挙の時くらいでしょう。
政策や政治理念を連呼せずに、名前だけの連呼で何か変わるとは思いません。
半夏生と生きて、蛸を食べるのは、この時期の習いです。
昔は、半夏生に、鰻の頭って感じがしていましたね。
そうそう、鰻の頭と焼き豆腐の煮物のイメージです。
鰻の頭は、半助さんですよね。
落語の「遊山船」の中で、出て来ますね。
喜やんが、鰻に胴があったん知らんと言うのは、笑います。
私は、松葉さんこと笑福亭松鶴(七代目)の「遊山船」が好きですね。
情緒と笑いのリズムが心地よいです。
CDを持っていますが、枕が松本サリン事件の話です。
ここの枕を聞くと、いろいろと複雑な気持ちになりますね。
この後、大事件になるとは、本人も知らずに落語の枕にしたんでしょう。
大川の夕涼み、富めるモノは、館船で涼を楽しみ、貧するモノは、橋の上から涼を楽しむ。
貧富の差はあれど、共に大川近くの風の冷たい風で、涼を楽しむ。
ある意味、言い換えれば、いい時代だったのかもしれません。
我が家の近くにも、川がありますが、夕涼みに耐えられるものではありません。
大阪メトロに乗って、天満橋くらいでも行けば、夕涼み出来そうな気もします。
いつものようにスーパーで冊で買って来た魚を柳刃で刺身にします。
今回の魚は、ヒラマサ、蛸、そしてシラスです。
胡瓜も買って来たので、酢の物にしてもいいし、いろいろなバリエーションが楽しめます。
大葉の葉をあしらうだけで、雰囲気も違います。
刺身のパックをそのまま食卓に出すないように、食事担務の私しては、工夫しています。
子供を含めた3人家族ですから、少し刺身を楽しめたら、それで幸せです。
私は、冷えた日本酒を晩酌する時に、箸と酒が進みます。
蛸は、違った料理にもアレンジします。
シラスは、まだまだありますので、朝ごはんに頂きたいです。
こんな暑い最中、漬物が美味いです。
野沢菜や白菜の漬物に、鰹節をかけて、醤油を一かけすれば、白いご飯が進みます。
夜は、基本ごはんを食べないようにしています。
塩分補給も、食事から取れるようにしたいです。
経口補水液も、甘いです。
塩分もありますが、糖分もあります。
私には、甘すぎます。
和食は、やはり、日本の夏に合いますね。
豆腐の奴も、夏場の食事を楽しませてくれます。
冷蔵庫には、いろいろとこの時期の食材をストックしていますので、落語「青菜」みたいな話にはなりません。
6歳児のゆうゆうも、最近は、少しだけワサビを付けてくれた言い出しました。
鼻から、ワサビが飛び出すと言っていた時代が懐かしく感じられます。
上手に和食を活用して、暑い夏を乗り切りたいですね。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。