子育ては、大変です。
でも、大変楽しいです。
49歳での晩婚、50歳にして、遅咲きの「親」になって、子育て楽しんでいます。
いろいろなことがありますので、味わって居るのかもしれません。
娘は、現在5歳の保育園児です。
毎日基本、私が保育園の送り迎えを担当しています。
最近では、緊急事態宣言下にあっては、嫁は数日に一度リモートワークになって、時折送り迎えしてくれています。
保育園では、長い間、嫁つまり母の存在が薄いので、「ママは?」と園児に聞かれることが多かったです。
最近は、ゆうゆうのママとして嫁も、保育園の園児に認知されてきましたので、それほどの事は無くなりました。
我が家は、父子家庭だと思われていた保護者の方もいたかもしれません。
あわてんぼう娘は、予定日より3ヶ月ほど早くこの世に生を受けました。
体重は800グラム未満でした。
身長33センチ、観音様のご加護がありましたよ。
そう超未熟児でした。
当日娘と逢ったのは、私だけでした。
NICUで管だらけコードだらけの痛々して姿で出会ったのです。
医療機械のアラーム音が、けたたましくなっていたのを思い出します。
機械を止めると、10分も生きていけない状況下でした。
そんな最悪からの人生の出発でしたね。
でも、生死の当落の壁の上、観音様のご加護を得て、「生」に引き戻して、今日があります。
ありがたいことです。
本当にありがたいことです。
少し少し親としての自覚も出て来た私の50歳かの子育ちの私の人生です。
ところが、30歳になって、未婚のまま当然にして6歳児りんちゃんの父になったのが、河地大吉です。
もちろん、これは人気コミックの宇仁田ゆみ原作『うさぎドロップ』の話です。
我が家の娘も今5歳で、今年6歳になります。
今年が保育園最後の年、来年の4月から小学校になります。
話の中でも、保育園から小学校に上がるあたりの話です。
我が家とドンピシャの話です。
いろいろと共感できる私の子育てのアイテムDVDの1本です。
『うさぎドロップ1』の記事はすでに書いています。
今回は、続きの『うさぎドロップ2』の話です。
6歳児の鹿賀りんちゃんは、戸籍上で言えば、30歳の河地大吉の叔母さんです。
え?って言われそうですが、祖父の子供ですから、母の妹、つまり叔母になります。
少し複雑です。
祖父の隠し子っていう扱いです。
それを引き取り人がないので、格好つけた正義感を振りかざして、大吉が引き受けることになりました。
そこからが話の流れです。
叔母と甥っ子の二人暮らしです。
世間様では時折ありますが、その年齢が真逆の関係になりますね。
叔母6歳、甥30歳の二人暮らしです。
『うさぎドロップ2』では、ポイントは3つあります。
1つ目は、りんの母探し、2つ目は、残業のない部署への転属、3つ目は卒園式と小学校への準備です。
りんの母は、祖父の家の家政婦さんです。
今は、漫画家として活躍されています。
ただ、母ととして適格が無いように自覚しています。
まぁ、そうでしょうね。
私は子供と離れて暮らすなんて、私にも考えられないです。
嫁は、病の為に3度程入院しています。
その為、乳飲み子の娘と二人暮らししていたことがありました。
1度目は、生後8ヶ月の5キログラム超えたくらいでした。
まだ、深夜も3時間おきに起きてミルクを与えていました。
深夜、娘が私の髪の毛を、何度か引っ張ります。
何をしているのかと言えば、私が居るかどうかを確認していましたね。
生後8ヶ月とは言え、大人2人暮らしの中で、1人が居なくなると分かります。
ですから、私まで居なくならないかと、深夜髪の毛を引っ張って、確認して安心して眠る確認作業が毎夜ありましたね。
それが、2度目は、離乳食を用意して、それを食べさせて居た頃です。
3度目は、2週間近く、オペもあっての入院でしたね。
この辺りが、限界のピークでしたね。
乳飲み子と二人きりでの暮らしでしたので、1日3時間も寝ることが出来なくて、体力的にも精神的にも、限界が見えましたよ。
そんなこんなでも、私は娘が退院してから、一日も離れて暮らしたことはありません。
それが、少し他の親御さんより、子供との距離が近いのかもしれないと思っています。
突然6歳児の保護者になった大吉には、戸惑いがあったところも、描かれています。
小学校に提出する予防接種の記入用紙を見て、分からないこと事ばかりだと言っていましたが、私でも母子手帳を見れば分かることは分かります。
現実に母子手帳の記入を見ていないと分からないことばかりです。
それに、保育園の送り迎えがあるので、営業職から残業のない部署への転属願いを出して、出世コースから離れてしまいましたね。
保育園の送り迎えがあると、大変です。
通常の送り迎えの他に、突然の発熱があれば、時間に関係なくすぐにお迎え要請の電話が掛かって来ます。
それに、朝登園しようと検温すると、まさかの発熱に急遽仕事のキャンセルもありました。
また、去年は、コロナの為に緊急事態宣言の為に、2ヶ月も保育園を休むことになりましたよね。
保育園の保護者のパートのお母さんでも、仕事を失う危機があったことも事実です。
保育園も医療関係、公務関係の仕事をされている親御さん以外の園児は、休園させられました。
我が家も嫁の両親は、すでに他界していますので、登園下園の送り迎えを、おじいちゃんおばあちゃん頼むことも出来ませんでしたので、同様に親子3人とか4人とかで暮らさせているご家庭には、厳しい処理になりましたね。
新しく疑似親子が、生活するのは難しいですね。
実の母が居ながら、一緒に暮す事を選択しないのも、いろいろと複雑です。
そんな男目線から見た子育てのアニメです。
実写の映画版もありますので、私はそれも見ましたので、いろいろと共感する事が多かったですね。
ただ違いは、映画もアニメも、30歳までの若い時期と50歳を超えてからの時期ですね。
いろいろと限界も感じますが、娘への愛情は注いでいますよ。
親子二人で居る時間もありますが、私と娘の時間と、嫁と娘の時間では違いがありますね。
5歳児の娘が1人で自分の世界に入って遊んでいます。
それを嫁がじっと見ていると、「見ないで」と恥ずかしがります。
私の時は、それがいつもの姿ですので、見てみない振りをしています。
「見ないで」と言われたことはありません。
嫁が、子供の自分の世界に介入するからでしょうね。
横にいても、知らんぷりしてあげるのは、必要ですよ。
そうそうDVDの中で、残業のない部署への転属に伴って、送別会をするにあたって、子供がいる女性の社員さんが、りんちゃんも連れて送別会に誘うシーンがありましたが、社員さんの子供さんが一緒だと、りんちゃんの気持ちも解れて、こんな送別会や飲み会もいいもんだと思った次第です。
もちろん、今のコロナ禍にあったは、収束してからのことになりますけどね。
コロナが収束すると、5歳児ゆうゆうは、お寿司屋さんに行きたいと言いますね。
もちろん、お寿司屋さんに廻るが付くのは、現代の枕詞みたいなものですからね。
5歳児の娘と父親の距離感も必要です。
付かれず離れずの距離感が必要ですよ。
いろいろと学ぶことは多いです。
まだまだ、親としては未熟です。
それでも、娘と一緒の時間を過ごせることは、至福です。
観音様、この日常の暮らしをありがとうごさいます。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。