''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の食卓ものがたり 金目鯛の煮付の一皿 より。 

 

ゆっくりと秋の深まりを感じています。 

11月も下旬となれば、どういうわけかクリスマス的な特集が見られます。 

街中に行くこともないので、街中の雰囲気は、すでにクリスマスに向かっているのでしょうかね。 

とは言え、まだ、11月です。 

 

クリスマス商戦では、ショー見せ期間が必要になります。 

街一色がクリスマスに向かうと、年末だと感じますからね。 

クリスマスを過ぎるとすぐに大晦日・お正月に向けた商戦が始まります。 

 

あちこちで、街並みのイルミネーションも始まると、ぐっとクリスマス気分になりますからね。 

昔住んでいた伏見の長屋近くの所に教会があって、時折夕刻になると、教会の鐘がなりました。 

 

晦日、歩いてすぐにお寺で除夜の鐘が付けるイベントにも参加していました。 

家で聞く除夜の鐘はいいですね。 

ゆく年くる年の雰囲気がいいです。 

 

でも、外に出た本町通では、正月午前0時前から、深夜に大勢の参拝者の足音も聞こえていました。 

本町通に見に行くと、人の流れが出来ています。 

皆さん行く先は、伏見稲荷です。 

こんな深夜でもお店は開いています。 

 

今にして思えば不思議な光景でしたね。 

今住まいする大阪の地では、そんな景色はないですね。 

不思議なくらいと言うか、そう言う特殊な風景を30年近く見ていると、それが普通でしたからね。 

大阪の地では何か物足りなさを感じます。 

 

とは言え、すでに大阪に住している以上、この地に慣れないとイケません。 

でも、近くに流れる川を見ても、伏見の疎水とは、全く別物です。 

 

タツに入って、晩酌タイムが何より楽しみです。 

先日、スーパーでいい魚があったので、煮付けにしてみました。 

 

金目鯛の煮付です。 

添え物に、豆腐とシメジ、金目鯛の天には、針生姜を盛っています。 

身離れがよく、7歳児のゆうゆうも、これ何の魚?と聞きながら、パクパク食べていましたね。 

 

娘は魚好きです。 

刺身も好きですし焼き魚も好きです。 

もちろん、煮付も好きでしょうね。 

 

金目鯛と言っても名前は鯛ですがあの鯛とは別の種類のようです。 

ネットで調べるとキンメダイ目キンメダイ科に属する深海魚だとあります。 

目が大きいもはそう言うわけですね。 

煮付にしても、美味いですね。 

 

子供も食べますので和食屋さんみたいに、濃厚な煮詰めたソースのような煮汁にはしていません。 

魚の旨味を出汁が吸って、吸った豆腐が、これまた美味いです。 

煮汁の中には、スライスしたショウガもたっぷり入れて煮ました。 

冷蔵庫にあったシメジも入れて、添え物にしましたよ。 

水は使わずに、酒とみりんと醤油で煮付けました。 

 

煮汁をもっと煮詰めて、ソースのようにして、サッと煮た魚に、ソースを付けて食べる食べ方も好きですね。 

年末になって、鰤の消費も多くなると鰤大根でもしたくなります。 

鰤のアラ煮も美味いです。 

 

煮魚には、どちらにしても、燗の酒が合いますね。 

タツに入って、燗の酒と来れば、何か気持ちも落ち着きます。 

映画の世界なら、演歌が聞こえてきます。 

 

八代亜紀さんの『舟唄』(作詞:阿久悠. 作曲:浜圭介)でしょうね。 

お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 

女は無口な ひとがいい灯りはぼんやり 灯りゃいい

しみじみ飲めば しみじみと想い出だけが  

 

でも、肴はあぶったイカいいでなく、あぶったイカいいですよね。 

自分であぶっているイメージでなく、彼女か嫁にあぶって調理して貰っているイメージがします。 

 

嫁でいいでなく、嫁がいいと言うべきですよ。 

家庭が、もめますからね。 

日本語難しいです。 

 

我が家は、独り手酌の酒です。 

古来、手酌の酒は、卑賎の慰労酒だと言われることがあります。 

でも、酒に卑賎や尊貴の区別はありませんからね。 

 

我が家は、手酌の酒でいいです。 

タツの私の横に、娘が居ます。 

その横に、嫁が居ます。 

これで、かんとう家、全員集合の食事風景です。 

ささやかですが、幸せです。 

 

家族での夕食後の晩酌タイムに聞こえてくるのは、嫁のピアノの生演奏です。 

演歌でなく、スパイファミリーの「ミックスナッツ」でしょうかね。 

アニメソングが続きます。 

 

嫁のビアノが聞こえてくると、時計の針も、午後8時少し回った時刻になっています。 

時を知らせる我が家の嫁のピアノです。 

演奏の終了時間は、午後9時ぴったりです。 

こちらも、時計を見なくても、耳で分かります。 

時間厳守の哲学者ニーチェみたいですね。

 

♪ ソ・ソ・ソクラテスプラトンかニ・ニ・ニーチェサルトルかみんな悩んで大きくなった~

懐かしい野坂氏の歌が頭の中をめぐりましたよ。

子供の頃、この歌でこれで哲学者の名前を覚えましたよ。

 

話が脱線しましたが、私には、晩酌タイムが息抜きですが、嫁は毎夜の30~50分のピアノタイムが、息抜きの時間になっています。 

 

7歳児ゆうゆうは、スパイファミリーや最近ハマっているうる星やつらの動画を、ネットのYouTubeで見ています。 

私の晩酌タイムの横で、コタツに入りながら、モニターを配置して、Boseのスピーカーに繋いで、動画を見ています。 

大丈夫、古い住まいながら、戸をしっかり〆れば、モニターの動画の音声は、はっきりと聞こえます。 

遠くで、嫁のピアノ音も聞こえます。 

不思議な空間の、晩酌タイムで呑んでいます。 

時代劇の映画みたいです。 

 

買って来た『散り椿』(監督・撮影 木村大作)が観られていません。 

危険です。 

何故って、7歳児ゆうゆうが、主演の岡田君が大好きです。 

イケメン好きです。 

それに、渋いの西島秀俊さんも、多分好きな顔だちです。 

 

当分の間、「散り椿」上映タイムになっても困ります。 

長い間、織田さんの『椿三十郎』タイムになっていましたからね。(笑) 

静かに呑みたいです。 

 

親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。               

ありがたいことです。             

             

ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。               

ありがたいことです。               

               

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。               

神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。               

ありがたいと感謝です。               

               

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