''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家のスィーツ物語 水菓子 夏の西瓜 より。

先週の週末、家族でスーパーに買出しに行って、嫁が買って来た西瓜が大当たりです。
甘味といい、水分の質といい、この夏一番の西瓜に当りました。

JA松本ハイランド 松本ハイランドすいかでした。

こんな事もあるんだと、3時のおやつに、家族で頂きました。

 

瓜売りが瓜売りに来て瓜売り残し売り売り帰る瓜売りの声
うりうりがうりうりにきてうりうりのこしうりうりかえるうりうりのこえ

何が何だか分からない早口言葉みたいな感じです。
西瓜売りの声も、昔の物売りの声ですね。
風情があったのでしょう。

落語でも、物売りの声が出て来る落語があります。
落語「ねずみ穴」もそうでしたね。
私は、 桂 福團治さんの噺が印象的です。


元々は、上方落語と聞きます。
亡父の遺した田畑を相続して、二等分した百姓の兄弟の噺です。
田畑を金に換えた兄は、それを元手にして大坂(江戸)へ出て成功し大店を持つようになります。
一方、弟は遊びで全てを使い果たした挙句、大阪(江戸)の兄を頼って来ます。
兄は、そんな弟に自分の店で奉公するより、元手を貸すから自分で商売を始める事と薦めてとりあえず帰す。
喜んだ弟だが、酒でも飲みながら考えようと、外に出て中をあらためると、たったの3文しか入っていなかった。
イケずな兄のやり方に弟は怒ったが、一念発起し、それからは身を粉にして働いて、苦労の挙句、弟も大店の主になり、ある日兄の元に元手の3文を返しに行く話です。

 


話としては面白いが、江戸時代で、百姓がいきなり苦労をしても、大店の主人にはなれないシステムになっていましたから、あくまでも架空の話ですよね。
丁稚奉公から始めないと、商売のシステムが分からないようになっています。
食べ物屋とか別でしょうが、大店と言う括りになると、お店のシステムが必要です。
現金払いのシステムが無かった江戸時代、年に二回の掛け取りが出来ないと、お店は破産です。


それを、現金掛け値なしのシステムが出来てから、商売の規模も変わって来ます。
誰でも、同じ商品が同じ値段なら、明朗会計です。


もちろん、掛値商売の所も多いです。
お客の支払い方にも、都合がありますからね。
武士なら、収入は年に1度か、年3度です。
基本、知行取りの武士なら、年1回、俵の扶持米取りなら、年3回です。
もっと言えば、基本的に四公六民なら、300石と300俵とは、手に入る米の量は、同じと聞きます。


大坂と江戸では、大きく違う事があります。
武士の数ですね。
大坂は、徳川が支配する直轄地です。
一時、松平家が支配したこともありましたが、武士の数が江戸とは違います。


ですから、商売のシステムも、大坂では違います。
現金の支払いも、大坂は、銀ですね。
江戸では、金です。
今でも、金行と言わずに、銀行と言うのは、大坂の支払いのシステムが、銀によっていたからでしょう。


商人の大坂のシステムも、元々秀吉公が、伏見から大坂に、伏見や京都の商人を移転させて、商都にさせたのが大きいと思います。
今の北浜辺りから南の「船場」という地域が、商売の中心地でしたからね。
通りにも、伏見、瓦町、平野など、京都や伏見に関係する地名が残されています。

 

街のシステムも、船場辺りは、変わっています。
普通、通りを境に町の地名が変わります。
ところが、北浜辺りのこの地域は、通りが町内の中心になっています。
伏見町3なら、伏見通りの北南が同じ伏見町3です。


ですから、伏見町3丁目2の南なら、道修町3丁目1と隣接しています。
例えば、塩野義製薬なら、大阪市中央区道修町3丁目1番と言う事になります。
町と町の境に道がないんです。
元々は、下水や汲み取りの通路があったと言うだけです。
不思議な地域なんですね。


京都の伏見もある意味同じです。
私の住んでいた伏見も、例えば長い直違橋も、本町通を分けて、同じ町内です。
私の住んでいた伏見の長屋も裏に人の通らない大きな通路があって、それが下水や汲み取りの通路なんですね。


今住む大阪の地域と、船場辺りの地域の街のいで立ちが違います。
大きな通りが、町名の境になっています。
それが普通で何でしょう。


その点、同じ大阪でも、日本橋辺りには、長屋が多かったと聞きます。
6代目松鶴さんの落語でも、枕で日本橋辺りの話が出て来ます。
そうなると、上方落語「らくだの葬れん」が始まります。
らくだの最後の生きた目撃証言が、日本橋でふぐを買い求めていたらくだの最後の生きた姿です。
普通の「らくだ」には、主人公のらくだは登場しませんからね。


長屋なら、物売りも入って来たのでしょうね。
夏の風物詩に、物売りの声があった時代です。
でも、扇風機もエアコンもありません。
気温も暑くても30℃少し超える程度でしょう。
夜は、行水して、夕涼みに出かければ、涼も取れる時代出たのかもしれません。


そうなると、温暖化と多くの方が言われますが、北極と南極に氷が残っているので、まだまだ氷河期らしいです。
本当の事が知りたいですね。

自動車も、EVにすると、CO2の排出が増えます。
化石燃料を燃やして、電気を作るだけです。
これでは、無意味なモノになっています。
儲かるのは、排出量取引という魔法言葉による金銭の移動だけです。


本当に地球の環境の事は考えていませんからね。
食べ物を考えるのは、健康でなり、地球環境なんですよね。
温暖化といいながら、食卓の食べ物が、変わっています。
このままなら、日本も亜熱帯に区分されそうですね。

温暖化の本当の原因は、何なんでしょう。
北海道でも、熱中症アラートの警戒が出ている様に聞きます。
北海道で、夏場に35℃越えなら、収穫される作物も変わりますね。


西瓜が美味いのは、夏です。
ありがたいと食べたいところです。


親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。              
ありがたいことです。            
            
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。              
ありがたいことです。              
              
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。              
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。              
ありがたいと感謝です。              
              
総索引 https://kantoshoue.hatenablog.com/entry/35343705