今年は、ほんによく鰹のたたきを食べたと思います。
いつもの鮮魚を買うスーパーで、今年は特売の冊の鰹のたたきが売られていました。
程よい大きさと言い、店で炙って叩きにしています。
冷たい氷水で、素早く〆てから、冊のまま刺身のパックに入ります。
いつもの悩むのが、背か腹かです。
脂が乗って旨いなら、腹です。
腹が多いのですが、この日に限って背の方が良かったです。
厚切りにしても、十二分に1人前5切れは、小鉢に盛り付けられます。
私は、ちょい盛の一人分のあればいいので、嫁と娘に取り分が多くなるんです。
ネギと生姜をいっぱい盛っています。
これくらいないと、醍醐味がないです。
炙った鰹のたたきの香りも楽しめます。
いいですね。
中皿に、背の冊を切って、一皿に盛っても良かったです。
邪道と言われながらも、マヨネーズと一味フリフリのコンビの選択もありがたいです。
ポン酢とも相性がいいです。
半分は、ポン酢とネギと生姜で食べて、後の半分はマヨネーズと一味フリフリコンビで頂きました。
土佐の力強い日本酒が合いますね。
酔鯨、土佐鶴なんかいいですね。
私は京都伏見の生活を28年近く過ごしましたので、伏見の女酒も大好きです。
英勲とか好きですね。
伏見七名水の一つ、白菊水で生まれた山本本家の神聖も、焼き鳥喰いながら吞みたくなります。
久しぶりに京橋の「鳥せい」の焼き鳥でも行きたくなります。
焼き鳥は、また別の機会とします。
今日は、鰹のたたきです。
新鮮な鰹を捌いて、店で炙って、氷水で〆て、時間が身近く感じます。
その分、鮮度がいいです。
臭みがないです。
血合いの臭みも、焼いて食べるなら、これまた乙な味です。
7歳児の娘ゆうゆうが、本当に鰹のたたきが好きです。
食べ方も、自分の好みと合って来るのでしょうね。
山盛りの青ネギ、摺り下ろしの生姜、ポン酢、マヨネーズ、和洋折衷の味わいがいいのかもしれません。
マヨネーズが、魚の癖を取ってくれます。
もちろん、マヨネーズなしでも食べますからね。
魚が大好きです。
刺身が大好きです。
父の作る鳥ミンチのつみれが大好きで、父の作るおかずサラダが大好きです。
同級生の子供が、みんな大人びた夕飯を食べていると思っています。
我が家では、手作りのハンバーグとも、手作りの唐揚げの頻度は少ないです。
晩酌の肴を芯に置いて、メニューを点てると、どうしても晩酌タイムがメインになります。
焼き鳥は、基本タレ味の焼き鳥が多いです。
娘は、串打ちされた焼き鳥も大好きです。
私が、串を打ちます。
それほど嫌ではありません。
捌いた生のウナギに竹串を刺して、かば焼きにすること思えば、あの辛い辛いウナギの竹串打ちに比べれば、大抵の事が我慢できます。
血だらけになりました。
人生の中で、辛い辛い料理人の作業のワーストワンに近いです。
家で焼き鳥作るなら、新品の竹串ですから、それほど難しくないです。
でも、焼き鳥屋で仕込みなら、基本串は使い回しです。
洗って、干して、最利用です。
3回くらいは使うと思いますね。
鰻屋も2~3回は使っていたと思います。
ガスをガラスの耐熱版で熱して、鰻を焼きますので、串が極端に短くなることがあります。
一度白焼して、掃除して、蒸してから、タレを付けて本焼きです。
上下の2列の焼き場のウナギを上下左右に位置を変えて、焼きを均等に仕上げていくます。
とは言っても、焼きの仕事は職人さんの仕事とです。
素人は、夜の居酒屋メニューの仕込みでしたね。
仕込みの担当は、焼き鳥に、ベーコンアスパラに、焼き物が多かったです。
当時を思っても、辛かった時期でしたね。
でも、それがあったからこそ、娘に焼き鳥を作ってやれますし、天ぷらのスキルもあります。
もちろん、得意の唐揚げも、生姜を効かせた醤油ベースも、カレー味の唐揚げも、得意です。
でも、一気にする仕込みは、20キロ越えです。
味付けも俗に言うパン箱(番重)にたっぷりと味付して、揚げるのに2時間近く掛ります。
そんなこんなも、娘にお弁当を作ってあげる下準備だと思うと、今の暮らしに美味しく役立っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。
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