仕事場へ行く途中に、土筆が生えているのが、見えていました。
時間がないので、いつも素通りです。
少し早い目に出て時間を作りました。
早速土筆を袋に集めます。
土手あたりに生えています。
春を感じる土筆の姿です。
時間がないので、いつも素通りです。
少し早い目に出て時間を作りました。
早速土筆を袋に集めます。
土手あたりに生えています。
春を感じる土筆の姿です。
子供の頃、袋いっぱいにして土手で土筆を採りましたね。
そして、土筆の袴(はかま)を取ります。
これに手間がかかります。
その上、この掃除をすると、採って来た土筆の袋は2/3程度になります。
食べられないところも一緒に掃除します。
苦労して、炒めて調理するとなると、採って来た10分の1程度の量になり、大きなお皿一枚に納まります。
そして、土筆の袴(はかま)を取ります。
これに手間がかかります。
その上、この掃除をすると、採って来た土筆の袋は2/3程度になります。
食べられないところも一緒に掃除します。
苦労して、炒めて調理するとなると、採って来た10分の1程度の量になり、大きなお皿一枚に納まります。
胞子の詰まった頭が、何とも苦味があってたまりません。
この時期だけのごはんのご馳走です。
字の通り、あちらこちらを走り回って集めたご馳走です。
私の好物です。
私は、土筆の油炒めが大好きです。
見た目は良くないですが、一味唐辛子を振ります。
イチラーですからね。
この時期だけのごはんのご馳走です。
字の通り、あちらこちらを走り回って集めたご馳走です。
私の好物です。
私は、土筆の油炒めが大好きです。
見た目は良くないですが、一味唐辛子を振ります。
イチラーですからね。
当たりめを食べるように、マヨネーズと一味も合うかも知れません。
私は定番の紫(醤油)を指します。
私は定番の紫(醤油)を指します。
上品に、料理屋さんなんかでは、食べるより盛付として用います。
味なんかしません。
見た目が、土筆と分かれば、客は喜びます。
味なんかしません。
見た目が、土筆と分かれば、客は喜びます。
土筆煮て 飯くふ夜の台所 正岡子規
子規の妹が、土筆の袴掃除をしたのか、もしかしたら子規も一緒なって、土筆の掃除をしたと考えると、感慨深いです。
平成の世になっても、同じように、季節の味を楽しみます。
しかし、味には変化があります。
すこし、筋張って硬いのです。
多分、野焼きをしていないせいです。
しかし、味には変化があります。
すこし、筋張って硬いのです。
多分、野焼きをしていないせいです。
子供の頃、土手の野焼きは定番でした。
土手の土が焼かれ、灰となり、それを養分にして、土筆が生えてきます。
土手の土も焼かれることで、雑菌が除菌されて、いい菌だけが、生き残ります。
雑草もたくましく育ちます。
土手の土が焼かれ、灰となり、それを養分にして、土筆が生えてきます。
土手の土も焼かれることで、雑菌が除菌されて、いい菌だけが、生き残ります。
雑草もたくましく育ちます。
蓬(よもぎ)も香りも色ももっと濃い色合いでした。
土筆も土の養分が足りていません。
子供の頃、野焼き後の一面から、土筆のじゅうたんのような生えていましたね。
黄色い菜の葉が咲き、土筆が生え、蓬(よもぎ)が緑をなし、タンポポの花も咲く、それが日常でした。
土筆も土の養分が足りていません。
子供の頃、野焼き後の一面から、土筆のじゅうたんのような生えていましたね。
黄色い菜の葉が咲き、土筆が生え、蓬(よもぎ)が緑をなし、タンポポの花も咲く、それが日常でした。
子供の頃の原風景です。
土手に立った時の、風の感じ、空気の匂い、春の萌黄の感覚です。
春を体、五感のすべてで感じることが出来ました。
食することも季節を感じることです。
土手に立った時の、風の感じ、空気の匂い、春の萌黄の感覚です。
春を体、五感のすべてで感じることが出来ました。
食することも季節を感じることです。
四季ある住する喜びを感じていました。
今でも、それを体が求めます。
魂が求めます。
今でも、それを体が求めます。
魂が求めます。
野に出でて 土筆とりとり 飯の友 by かんとうしょうえ
こんなの一句作ってみました。
(「こんなの出ました」懐かしの占い師さんです)
(「こんなの出ました」懐かしの占い師さんです)
今あることに感謝して、生かされていることに感謝する。
食することに感謝して、酒呑めることに感謝する。
食することに感謝して、酒呑めることに感謝する。
ありがたいですね。
今日も平穏無事に過ごせますように、手を合わせます。
最後まで、土筆の食する話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。