''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

路傍の詠

伊勢湾の海は青くて大きいなぁ、でも、この日は坊主 より。

突然の雪に驚かされたドライブでしたが、目的地に着くと、嘘のように快晴でした。やはり、日頃の行いのお蔭か、観音様のお蔭だと思われます。久しぶりの三重県です。年に一度はやって来ることが多いです。 過去には、四日市にも行きました。コンビナートと自…

奈良公園の山上臣憶良の歌碑 を見る

お題「ささやかな幸せ」 先日奈良公園に行った記事を書きました。 建前は、春日神社に参拝と言う名目だが、人が多くととても初詣の参拝は無理だった。 超過密になって、コロナ感染しても嫌だし、参道には露店もいっぱい出ていて、少し人流が怖かった。 屋外…

俳句の「は」

総索引https://kantoshoue.hatenablog.com/entry/35343705 和歌の「わ」 俳句・川柳の 「は」 俳句の基本の「は」 「鴨川に 立ちて比叡の 峰あかり」 手に取るなやはり野に置け蓮華草 「赤い椿 白い椿と 落ちにけり」 「よく見ればなずな花咲く垣根かな」(芭…

「鴨川に 立ちて比叡の 峰あかり」

総索引https://kantoshoue.hatenablog.com/entry/35343705 俳句・川柳の 「は」 鴨川に 立ちて比叡の 峰あかり 蛯名正人 NEC LEDシーリング ライトで、新年の準備です より。 ムーン シャドウ(Moon Shadow) のラベンダー色のバラに魅せられて より。 …

「七重八重 花は咲けども 山吹の実の一つだに なきぞ悲しき」

総索引https://kantoshoue.hatenablog.com/entry/35343705 和歌の「わ」 落語の「道灌」の「と」 [ 「七重八重 花は咲けども 山吹の実の一つだに なきぞ悲しき」] 古今伝授の行平を見て感慨深いです。今日は大作ですよ。 緊張しないやりブタから見える世界よ…

「 君かへす朝の敷石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ 」の「き」

総索引https://kantoshoue.hatenablog.com/entry/35343705 北浜のバラ園辺りで、優雅なランチタイムを過ごす より。

俳句・川柳の 「は」

俳句・川柳の 「は」 花人の落合ふ駅や中書島 高浜虚子の俳句 春めいて、予兆がありました。 伏見より 「 上燗屋 へいへいへいと逆らわず」西田當百の川柳 「鴨川に 立ちて比叡の 峰あかり」 蝦名正人 「よく見れば薺(なずな)花咲く垣根かな」の「な」 芭…

和歌の「わ」

総索引https://kantoshoue.hatenablog.com/entry/35343705 有漏路より無漏路に帰る一休み雨降らば降れ風吹かば吹け しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで 願わくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月の頃 「昨日といひ けふと…

中ノ島公園 淀屋橋から天満橋まで 黒船来襲編 より。

朝から天気がいいです。日差しもありますが、やはり寒いです。師走の駆け足の音が聞こえそうです。 何やら、慌しい年の瀬です。新年には、何かいいこと、いい企画はありましょうや?来年は、「明日またるるその宝船」と行きたいです。 土曜日は、淀屋橋で忘年…

2種の菊の鉢植えから見える物語より。

秋が深まります。 木々も紅葉の染まり、山も秋姿に移っています。 季節は、既に初冬の気配です。 もう少しゆっくりと秋を楽しみたいと思いながら、すでに11月も中旬です。 もみぢと言えば、かつて一昔前は10月中旬から11月末までの感じがしていました。 今で…

土筆を見っけた、食するなり。

仕事場へ行く途中に、土筆が生えているのが、見えていました。 時間がないので、いつも素通りです。 少し早い目に出て時間を作りました。 早速土筆を袋に集めます。 土手あたりに生えています。 春を感じる土筆の姿です。 子供の頃、袋いっぱいにして土手で…

蓮月と一緒に月を見てみたい。

五条大橋を手前に、牛若丸と弁慶の石の彫刻があります。 こちらは私のブログでも紹介しました。 その横に歌碑があります。 太田垣蓮月(おおたがきけんげつ)の歌碑です。 「あすも来て見んと 思えば家づとに 手折るもをしき 山さくら花」 とあります。 山桜の…

柿食えば。

柿食えば、というと松岡子規の有名な俳句ですね。 昨日は、中国蘇州、寒山寺の鐘の音、漢詩「楓橋夜泊(ふうきょうやはく)」の記事を書きました。 難しいと思われる漢詩の世界です。 なかなか馴染めないと、最初の一文字から「無理」と感じます。 しかし、…

山頭火の句に何思う。

こんだ薬師の湯のレストランにあった額です。 「ふるさとの 水をのみ 水を浴び」 なんとも心にしみます。 意味は単純ですが、そこにある句から見える世界観があります。 ふるさとを思う複雑な気持ちです。 水はどこにでもあっても、ふるさとの水は 一つです…

春を俳句で楽しむ。

「春水や四條五條の橋の下」 蕪村 こんなのがありました。 聞いた事がないですね。 でも多分蕪村が橋の下で宿をとったのかのかもしれません。 夜露をしのぐには最適ですからね。 鴨川の流れる水音に旅枕しながらの情緒です。 やはり粋な感じです。 写真は正…

「堤して春を知らせる土筆かな」

今日は、風がすこし寒いながら、穏やかな日差しに温かさを感じます。 昨日も昼間は暖かかったです。 宇治川近くの土手を通りかかったときに、幾人かが土手に何かをとってらっしゃる。 よく見ると土筆です。少し早いでしょうがね。 いっぱい埋め尽くすほどは…

百人一首を口ずさむ 小野篁編

『鑑賞小倉百人一首』 水田潤著 数学研究社 小野 篁(おののたかむら) (延暦21年(802年)~ 仁寿2年12月22日(853年2月3日)) 平安時代前期の官人、学者、歌人。小野篁は遣隋使を務めた小野妹子の子孫で、父は小野岑守。孫に三蹟の一人小野道風がいます。小…

百人一首に見る「家隆」の夏の夕暮れ

「 風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける 」 従二位 家隆 家隆は、藤原俊成(定家の父親)に和歌を学び、定家とともに『新古今集』の選者としても高名です。定家より4歳年長ととも親戚関係でもあります。定家は若い頃から、大変気性が…

壁に当たった時は、『うすゆき物語』の和歌に学ぶ。

仕事に、勉学に、たまには恋愛に、うまくいかないことありますよね。 どうします? 人それぞれです。 でも前の課題をクリアーしなければ前に進めません。 その場しのぎも一つの方法です。 いつもそれが通じるほど世の中は甘くありません。 沖縄には「なんくる…

「行平鍋」と和歌一首

在原 行平(ありわら の ゆきひら)(弘仁9年(818年)- 寛平5年(893年)) ご存知ですか? 知らないでも弟の在原業平は聞いたことがあるんじゃないですか? 六歌仙の一人で、伊勢物語の主人公に擬せられる恋多き美男貴族です。(弟は) 弟の方がすこし有名人…

紅白の椿と 魯山人の「椿鉢」と ひや酒

赤い椿と白い椿と魯山人の椿鉢(平成10年北大路魯山人展の表紙一部より) 「赤い椿 白い椿と 落ちにけり」 河東碧梧桐(かわひがし へきごとう) 愛媛県出身の俳人。正岡子規より俳句を学ぶ、高浜虚子とも親交があった。 明治の一番華やかな頃の俳人であります。…

「鴨川に 立ちて比叡の 峰あかり」 の句碑

すこし暖かくなってきたので鴨川を散策してました。前から気になっていた句碑があります。 「鴨川に 立ちて比叡の 峰あかり」 蝦名正人 夜になるとここから比叡山の山の灯が見えます。正確にはこの句碑前後から見えます。それも「ほのあかり」と言える灯です…