''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

らいおん橋から見える世界より。

正月3日の日、大阪の天神さんへの初詣の途中です。
京阪の天満橋から、川沿いにバラ園を通り、北浜辺りまで歩いてきました。

 

天気がよくて歩きやすい道すがら、セントバーナード犬に遭遇です。
大きいですね。
アルプスの少女ハイジに出てくるヨーゼフを思い出します。

 

無口なワンちゃんです。
飼い主の了解を得て、さわらさて貰いました。
ふわふわの温かい毛皮です。
微かなにシャンプーの香りがします。

 

女の子です。
ピンクの可愛い服をさせて貰っています。
ちょっと無愛想です。

 

それでも、吠えたりしませんね。
穏やかな臥せっています。
人の大きさより大きいですからね。
ちょっと怖げです。

 

私は犬が好きですから、怖くはありません。
目を見て、人間好きかそうでないかを判断します。
優しい目をしていましたね。
子供さんなら、やはり相当怖いと思いますね。

 

何か新年からいい兆しを感じましたね。
その後、天神さんに向かいます。
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橋を超えたところに大きならいおんです。
らいおん橋、なか橋と呼ばれる橋のようです。
立派ならいおんです。
橋の両端に、狛犬のように対になっています。

 

仏の世界でも、らいおんは出てきます。
師子王と呼ばれます。
法華経は、経典の中で、師子王の如くです。
まさしく百獣の王ということでしようね。

 

一心に仏の悟りの世界に近づけるように、経を唱えます。
経読んで、すぐに悟りの境地にはなりません。
日々の生活の中で、それらを実践しないといけません。
なかなか難しいことです。

 

因縁功徳力を以って、大乗の法を授け、阿耨多羅三貘三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)を成就せしめすのが、悟りの境地かもしれません。
最上の教え、最上の悟りの境地です。

 

方法はいろいろあります。
人によって違いますね。
それが最大の難しさです。

 

されど、特別な修行でなく、日常の中でも、それらの教えに基づいて暮らすことは出来るはずです。
教えと言っても、言葉で表わすことは出来ないのでしょうね。
モノの考え方や生きる姿の中に現表れるのでしょうね。

 

どんな素晴らしい境地なのでしょうね。
凡夫には、やはり理解の範疇は超えています。
されど、大慈悲心、柔和忍辱、一切法空、これらを根底に日々暮らすことですね。
なかなか難大事です。

 

日々の暮らしの中で、イライラ虫もウジウジ虫も心を占拠されます。
つまらないことに腹を立てますね。
人には、いろいろな人がおいでです。
十界互具の世界に住しています。

 

間違ってこの現世に来た者も多いです。
本来の世界の時と同じ振る舞いをこの現世で行うわけです。
観世音菩薩さまのお力にすがり、一心にこの世の難から救って貰いましょう。

 

イライラ虫もウジウジ虫も、らいおんの前では、小さい存在です。
心に、このらいおんを住させないといけませんね。
小さいことには、こだわらないようにしないといけません。
降りかかる火の粉は、振るいます。
それだけです。

 

らいおんハートが必要かもしれませんね。
♪君はいつも僕の薬箱さ どんな風に僕を癒してくれる? 笑うそばから ほら その笑顔泣いたら ...

 

「君を守るため」に、ありがたい仏さまの仏縁に守って頂きます。
怖くはありません。
一心に信じるだけです。

 

この歩む道の先には、長安に通じていると信じて、日々の歩みを進めます。
ありがたいと感謝の気持ちです。

 

今日も明日も、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、獅子吼の叫びのような話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。