''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

好物の「赤なまこ」で、一杯呑めるより。

朝から日差しはあるものの、やはり寒いです。
明日は、冬至ですね。
一年で一番日の短い一日です。
冬至と言えば、今日は東寺さんの終い弘法です。
休みなら行きたかったですね。

 

いろんな店が出ます。
私は、やはり骨董品が好きですね。
書画に器に、はたまた刀剣ですね。
楽しめます。

 

正月用の飾りや、露店のたこ焼きなども楽しめます。
そうそう、堺の直次郎の庖丁も楽しみです。
あの有名なおじさんの口上が楽しいです。
庖丁をまな板に叩きつけ、刺さった庖丁に、新聞紙を当てて、これを切ります。

 

えーって、周りは驚きますね。(私は納得しています)
それに、柔らかめの板ですが、それを庖丁で切り刻みます。
そら庖丁やなくて、鉈(なた)みたいにして使います。
それでも、刃こぼれしていません。
鋼の仕事ですね。

 

東寺さんは、見るところたっぷりです。
もちろん、国宝がいっぱいあります。
世界遺産ですからね。

 

残念、今日も明日も明後日も仕事です。
今年は、世間様は、23から25日までの三連休ですね。
クリスマスといい、いい連休になるでしょうね。
私は、23日は仕事ですが、24日25日と連休です。
ありがたいです。

 

24日は、ささやかな忘年会です。
いっぱい呑めると楽しみにしています。
先日、近くのスーパーで、赤なまこを購入です。

 

私の好物です。
あの食感がたまりません。
味は、ポン酢の味ですね。
でも、なまこの独特の味わいは、いいです。
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赤より青の方が、値段も手頃ですが、味はやはり赤なまこの方がいいですね。
この赤なまこなら、熱燗ですね。
タツで、頂く熱燗の妙です。

 

赤なまこ、乙な味です。
冬の醍醐味です。

 

もちろん、メインはいつもの常夜鍋です。
豆腐、豚肉、白菜です。
飽きないですね。
常夜鍋と言えば、一般にはホウレン草ですね。
今年のこの時期は、白菜が安いです。

 

毎日の鍋なら、何でも常夜鍋です。
豆腐は必要です。
熱々の豆腐に、熱燗です。

 

口直しに、赤なまこで、うーん極楽極楽です。
もちろん、一味もフリフリします。

 

中国では、昔から干したなまこが、高級品です。
江戸時代も、日本から清への輸出品のこのなまこが入っていました。
「俵物」(たわらもの)と呼ばれていました。
あわびなども、同じです。

 

干した味の濃いものを、中国人は好みます。
中国に行った時に、私も頂きましたが、干して煮た「なまこ」は、ゼリーみたいです。
柔らかです。
味はスープに溶け出しています。
私の好物ではないですね。

 

やはり、なまこは、ポン酢ベースに、熱燗で頂くに限ります。
日本人に生まれてよかったです。
見た目は、グロいですが、味は美味い。
最初に食べた方は、相当な勇気だったと思います。
先人の知恵に感謝です。

 

日々の暮らしに知恵を用いて、心豊かにくらしたいです。
赤なまこの一鉢で、こんなに幸せになるんですね。
ありがたいです。

 

どんな世界の珍味より、1碗の常夜鍋の豆腐が最高です。
安上がりな幸せもあるものです。
それも、日々の暮らしの中に落ちています。
安いですよ。

 

幸せ度は、プライスレスです。
ありがたいと感じます。
残り少ない今年の日々を、ゆっくりと楽しみたいです。

 

ありがたいことに、私は仏縁を頂いています。
目線を下げて、見える幸せもあるんです。

 

上を見ても、下を見ても、キリがないです。
自分の身の丈に応じた幸せがあるだけです。
それでも、ありがたいです。

 

花を見て、月を見て、赤なまこを食らい、酒を呑む。
至福です。
日々の暮らしに乾杯です。

 

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らすのが、願いです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、赤ら顔の酔っ払いの話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。