''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

今日の伏見稲荷大社 夏バージョン より。

朝から暑いですね。
昼に、首のマッサージを受けに、病院に行ってきました。
「夏の医者は腹へ障る」と言いますが、首には障るとは聞きません。
それは、落語「夏の医者」の下げの所ですよね。(♪ チャリンチャンリン デンデン~)

 

人を飲み込むような大蛇の話です。
大蛇と言わず、「ウワバミ」と言います。
郷里の播州でも、祖母が少し離れた歳徳神社にお参りする際に、隣に池があります。
この池に、主の大蛇が住むといつも言っていました。

 

何やら大蛇の伝承は、あちこちにあります。
確か古い明治の新聞にも、公爵九条家のお屋敷に、大木のような大蛇が出た記事があったのを思い出します。

 

とは言え、人を立ったまま飲み込むような大蛇が居るとは思えません。
架空の話でしょう。
それが落語の醍醐味でもあります。
まさに、SFもありです。
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病院を出で、銀行周りをした後、何げに伏見稲荷の参道に、足が向かいました。
大勢の観光客です。
この時期、浴衣をお召になられている若い女性の姿を、見かけます。
夏の京都らしい浴衣姿です。

 

やはり、男としては目が行きますよね。
こんな所に、三毒がありますが、不愉快な三毒ではありません。

 

毒といえば、前回の月曜のドラマ名もなき毒は良かったです。
最後は、ハッピーエンドではなかったですが、前半はこれで終わりです。

 

それにして、杉村三郎役の小泉孝一郎さんと、梶田聡美役を演じる深田恭子さんの喫茶店「睡蓮」での、二人のシーンは、ぐっと何かを感じました。
深田恭子さんの目が、大粒の涙がこぼれます。

 

知りすぎた真実は、不幸を招きます。
知っていても、知らないフリをする。
曖昧にしておきたい事もあります。

 

それにしても、最後の結末はあまりにも、酷でしたね。
主人公、杉村三郎が、妻と子供を抱きしめるシーンでは、今ある幸せがどれほど尊いものであるかを、実感したように思えました。

 

日々の暮らしに感謝です。

 

家の近くに、伏見稲荷大社があることは、不思議なご縁ですが、散歩しに行けるのはありがたいです。
いつものように、千本鳥居の所にやって来ました。
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有名な場所です。
ここが一番のカメラポイントです。
銘々が、思い思いに写真を撮られています。

 

携帯電話のカメラで、デジカメで、またはスマートフォンでと、カメラが日常の中にあります。
私もその一人ですね。
その写真を添えて、毎日ブログの記事を書き記しています。

 

二つの鳥居のどちらを行こうか、迷います。
もちろん、行き着く先は同じです。

 

一説には、この二つの鳥居は、密教曼荼羅(まんだら)でご存知の「金剛界」と「胎蔵界」の世界観を表現している聞きます。
曼荼羅とは、仏の悟りの境地、世界観などを、視覚的や象徴的に表したものです。

 

このブログでも何度も書き記していますが、この伏見稲荷大社空海の東寺とは関係があります。
その影響にあったとしても、可笑しくはありません。

 

我が恩師の知人の話に因れば、伏見稲荷の大鳥居の上から、空海が降りて来られて、この稲荷山の滝で修行するように、支持があって、それを実践されていたと聞きます。

 

何故に、伏見稲荷空海がと、当時は思いましたが、あるのかも知れません。
吟じませんけど、あると思います。

 

私は、この二つの鳥居は、いつも左の鳥居の方から入って、右の鳥居の方から出て来ます。
左の方が、奥が見えません。
私的には、黄泉への道かもしれません。
もちろん、黄泉から、現世に生まれ出る道でもあります。
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生まれ出る道なら、出口辺りに、ハラの文字が見えるはずです。
ハラとは、大随求菩薩さまの梵字ですね。

 

清水寺の「胎内めぐり」(たいないめぐり)を体験出来る随求堂(ずいぐどう)が有名です。
真っ暗の中に、出口辺りに、ハラの梵字が浮かび上がります。

 

ハラと言ってもkaraのハラさんの事じゃないですよ。
♪ハラ ハラ どっち セツナイヨ 告白しましょう 勇気を出して~

 

それは、karaの『ジェットコースターラブ』ですよね。
ジェットコースターみたいに、横にZ(ゼット)形に並ぶ所は、可愛いいです。

 

でも、この出口のシーンなんでか、「夏の医者」に出て来る大蛇の出口にも思えます。
大黄の下剤で、出口にまっしぐらです。
想像すると、ちょっと汚いです。
そう言う意味なら、夏の医者はハラ(大随求菩薩さま)に障りませんよ。

 

ありがたい仏縁感謝しています。
現世に生まれたことにも感謝です。
悪い縁を断ち切り、いい縁を結びます。

 

日々の暮らしの中に、ささかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝して暮らさせて貰っています。

 

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、ジェットコースターみたいに上り下りした話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。