''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の小鉢物 ホタルイカの酢の物 で一杯 より。

朝からどんよりとして大阪の空模様です。
今日は、雨の予報みたいです。

 

今日も、我が家のゆうゆうは、元気に保育園に送って行きました。
週末、いろいろとありましたが、本人は、何かあったのか理解できないままです。

 

気温も、あの夏日が少し和らいで、例年の気温に近づいています。
そうなると、晩酌タイムも、日本酒の選択肢が増えて来ますね。

 

酒は、心の玉箒と申します。
それに、心のアンプとも言えます。
アンプとは、あの音楽を聴くときの機械です。

 

小さな心の声を、増幅してくれます。
呑んで、心の憂さを吐き出す時に、心の声まで増幅されるわけです。
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この日の肴は、ホタルイカの酢の物です。
胡瓜と、アオサを入れています。
ホタルイカは、センターに4はい盛っています。
4つ合わせて、幸せ言えば、言葉の語呂の妙です。

 

ホタルイカは、目やくちばし、それに軟骨を取り除かないと、食するのに口に触ります。
その手間は、味を左右するので、必要です。
料理屋さんでは、大量のホタルイカを下処理します。
まさに、板場の修業って感じです。

 

♪ 庖丁一本さらしに巻いて 旅に出るのも板場の修業 待っててこいさん

 

なんとも、もちゃりした昭和の名曲・『月の法善寺横町(作詞:十二村哲 作曲:飯田景応)です。
料理人の歌と言えば、この歌が定番になりますからね。
平成でも、令和でもまだまだ、その手の入って行く余地は残っています。

 

料理人の中でも、和食の先輩を、「お兄さん」と呼ぶことが多いです。
どう見ても、おじさんでもお兄さんと呼ぶことが多いです。
中でも、渡りの料理人さんでは、普通です。

 

今でも、決まった料理長がいない旅館などでは、期間を定めて、料理長がやって来ると、「助さん」と呼ばれる料理人が、不定期でやって来ることがよくあります。
忙しい時だけ、助さんを招聘されるわけです。

 

一度、面識があれば、旧知の中のように、「お兄さん」と呼べるようになりますね。
不思議な世界です。
この手のお兄さんは、いろいろな技術を持っておられることが多いです。
見たことがないように、庖丁技に、こんなテクもあったのかと、いろいろと勉強になります。

 

特に飾り切りは、その技を見て、唸ることも多いです。
もっとも記憶に強いのが、鍋の具材を盛った大皿に上に、人参で蝶を作って盛りつけたのを見たとき、何とも風情があるのを感じました。
蝶も、立体的に見える工夫が、そこにあります。
簡単にことながら、一手間を加えると、立体的な蝶が、鍋の具材の盛り皿で、待っています。

 

それを見た料理長が、こんな蝶もあると、そこに参戦して来て、それじゃと、持てるテクを惜しげもなく、見せてくれました。
料理長も、助のお兄さんも、機嫌が良かったんだと思います。
そんな機会は、これが最初で最後となりました。

 

飾り切りの定番と言えば、胡瓜が多いです。
胡瓜で、竹の飾りで、刺身などの盛り合わせに、盛りこみます。
私が会得したじゃばら胡瓜は、今でも家で使う事があります。
酢の物の定番の胡瓜も、輪切りのスライスだけでなく、笹に切ったりすると、小鉢の盛り付けが美味くなった気がします。

 

うざくなら、じゃばら胡瓜を食べよい大きさにカットして、上に鰻を持って、天に針生姜、店で出すように、うざくの一鉢が出来あがります。

 

じゃばら胡瓜と言うくらいですから、蛇の腹みたいに、くねくねします。
意外と面白い胡瓜の切り方ですよね。

 

もちろん、もろきゅうには、飾り庖丁り妙が、いろいろと見せられますからね。
ユーチューブでも、いろいろん料理人さんが、飾りの庖丁の技を公開されています。
よく見る動画の一ジャンルです。

 

この時期なら、いろいろんなものが、酢の物として理由出来ます。
見た目が美味しそうなのが、料理の妙かもしれません。

 

ささやかですが、「よかった」探しが出来ましたよ。
ありがとさんです。

 

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。