朝晩は、肌寒いです。
親子3人川の字になって寝ていますが、3歳児のゆうゆうが、コンコンと咳をしています。
先日、掛かりつけの病院に行って、診察して貰った所です。
大事には至っていません。
ホクナリンのテープと、咳止めの飲み薬を食後に服用させています。
それでも、子供の咳は気になります。
もうすぐ保育園の運動会です。
親としては、体調を整えてあげたい所です。
今日も元気に保育園に送って行きました。
久しぶりに、昨晩は、関東煮を作りました。
郷里播州では、おでんと言うより関東煮(かんとうだき)と呼ぶことが多いです。
最近は、おでんと言う言葉が定着しましたから、様子も違うのかもしれません。
子供に、おでんと言えば、ワンピースの影響で、光月おでんと言うかもしれませんね。
おでんと言えば、ちび太のおでんと相場が決まっていました。
それも、串に刺さったタイプのおでんです。
出汁は呑みません。
小皿に、生姜醬油に付けて食べるのが、播州の関東煮の食べ方です。
播州では、コンビニでも、生姜醤油を用意してあります。
関東煮と言えば、おかずと言うより、酒の肴のイメージです。
でも、我が家では、よく関東煮を作ります。
私が好きだからです。
もちろん、3歳児のゆうゆうもよく食べます。
スーパーでも、この時期、おでんはまだ主力ではありません。
この時期の特売の品では、関東煮は安く出来ませんね。
とりあえず、安いタイプの牛すじと牛蒡天と豆腐と蒟蒻と竹輪があれば、雰囲気は出せます。
そんなお手軽の即席の関東煮でした。
ワンピースの作中、光月おでんの愛刀と言えば、「天羽々斬」と「閻魔」の二振りと言う事になっています。
江戸時代の主家のある武士は、大小二本の刀を差しています。
俗に、武家の事を、二本差しと呼ぶのは、この為です。
浪々の身になって、主家を持たないとなると、刀一本の浪人姿になっていることも多いです。
もちろん、金銭に困って、刀の中身は、竹光と言う事もあります。
武士が、刀を抜く事は、まずありません。
特に主家を持つ身となれば、刀を抜く事は、身を滅ぼすことが多いです。
お家は断絶、身を切腹です。
大名家が、江戸城内で、刀を抜けば、大名家は断絶、身は切腹です。
大名家の家臣も、浪々の身とになります。
赤穂浪士を見れば、お分かりの通りです。
江戸城内での刃傷事件も意外とありますからね。
1784年(天明4年)3月24日、500石の旗本佐野善左衛門政言(まさこと)が,江戸殿中にて、老中首座、当時権勢並ぶ者がないと言われた田沼息子の田沼意知(おきとも)に斬りつけ,これがもとで意知は死亡,その後、意知の父・意次(おきつぐ)も急速に権勢を弱め,86年老中を免職となり,翌87年に減封・蟄居されたと言う事になりました。
当時は、佐野政言は、世人からは「世直し大明神」と呼ばれて崇められたと聞きます。
今なら、田沼の経済政策を理解できない当時の旗本の傍若無人な行為だと言えます。
現在では、田沼の経済政策が、見直されています。
賄賂横行ばかりが、取りださされています。
池波正太郎著の『剣客商売』を愛読の方なら、納得されて貰えそうです。
私利私欲ではないと言う事です。
田沼家の出自の低さに、やっかんだけでと思います。
8代将軍の江戸参府の際に同行した紀州藩の足軽・意行(もとゆき)(後に600石の旗本) が、後の老中首座の田沼意次の父と言う事になります。
足軽から、遠江相良 (5万7000石) に城主の大名に、大出世ですからね。
主筋の佐野家に、佐野の家の系図を借り受けにも関わらず、度々の催促にもかかわらず返済しないで、横取りしたのが原因とも言われますが、そんなことはあり得ませんからね。
後々の作り話を基にした芝居などの影響でしようね。
話は戻って、光月おでんの愛刀と言えば、「天羽々斬」と「閻魔」の二振りと言うなら、見る限り大小の違いはなく、共に刀(太刀)に見えますから、噂されているように、二刀流と言う事になるのかもしれません。
はっきり言って、刀か太刀を2振り腰に差すのは、不便です。
二刀流の武蔵も、大小の刀を使っての二刀流であり、戦いにて二刀を使って勝ったと言う記録は残っていないも聞きます。
それだけ、武蔵に二刀を使って戦わせる相手が居なかったのかもしれません。
もちろん、ワンピースには、史実の間違いが多いのも事実です。
(三刀流も、創作なので問題はありませんけどね。知らんけど。)
ゾロは、右に刀を差していますが、そんな武士は居ません。
刀は、左の腰に差すと決まっています。
もちろん、太刀なら佩くことになりますけどね。
馬は、左から乗りますので、右馬(みぎうま)は、負け戦でゲンが悪いので、左馬(ひだりうま)とゲンがいいと、ゲンを担ぎます。
戦馬の何百居る騎馬武者で、一人だけ右から馬に乗ると、他の武者とぶつかります。
刀も一緒です。
整列した時に、刀がぶつかり合います。ですから、刀は右に差すんですよ。
それに、利き腕は守ると言う意味合いもあります。
そんなこと言ったら、柳沢慎吾さんが、若山富三郎さんに怒られた理由も分かりますよ。
「旦那、そいつは違うんだ~」
監督の松尾さんも、往生しまっせ。(チッチッチキ チィ~)
慎吾さんの話は、何度聞いたも笑えます。
ありがたいとことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。