保育園の帰り、家に自転車を置いて、家から歩いて1分の公園に到着しました。
いつものように、4歳児ゆうゆうは、上機嫌です。
ゆうゆうのマイブーム、ペダルやブレーキが無い自転車、足で漕いで走るので「ランニングバイク」を手にしています。
怖いので、乗らずに手押しです。
少し慣れて、押すのも上手になりました。
バイクの免許の最初に、こけたバイクを起こしたり、バイクのハンドルを手に、8の字に押したりしたのを思い出します。
まだまだ、「ランニングバイク」には程遠いです。
少し少し苦手の克服になれば、それでいいです。
急に4歳児が自転車に乗って、どこかに行かれても困ります。
いつものように遊歩道の公園です。
桜の幹に、桜が咲いています。
よくある光景ですが、ゆうゆうには、不思議な桜の光景です。
何か咲いているって言います。
芭蕉の句に、「 よく見れば薺(なずな)花咲垣根かな 」と言うのがあります。
私の中では好きな句です。
薺(なずな)と言えば、ぺんぺん草とも呼ばれます。
あまり、好んで居る方は少ないかもしれませんが、花がきれいに咲いている様に違いはありません。
人様を意識して、花が咲いているわけではありません。
花が花として、咲いているだけです。
私も、人として、人として暮らすだけです。
50歳になって、人並みに親となりました。
人様から見れば、遅い子育ちですが、それでも、愛娘との一時は、今だけと感謝しています。
人生は、単に味わうものでなく、味わい尽くすものかもしれません。
骨付き肉の骨を手に持って、シャブリ尽くすと言った感触かもしれません。
食べ物と、人生を同等に扱うことは、不謹慎だけれども、人の日常には、食は欠かせません。
保育園児の手を引いて、歩む散歩も、こんなに幸せなものかと、この年になって感じられるのも、幸せです。
娘との貴重な時間を味わい尽くす、そんな暮らし方は、ありがたいです。
花を見て、月を見て、子供と過ごすゆっくりとした時間が、今の私にとって、これほどありがたいことはないです。
このコロナ騒動が鎮静化して、ゆっくりと過ごせる時が、いつか来るものと信じて、暫し耐えるしかありません。
共に、頑張りましょう。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。
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