やはり、八月は暑いですね。
夏だから、暑いのが当然のこと、でも、蝉の声にも、朝の早い時期から鳴かれると、暑さが増します。
週末家族で行ったスーパーで、先週に続いて、嫁が購入したのは、穴子でした。
それも、一枚もの穴子がなく、刻み穴子しか残っていなかったです。
それならと、刻み穴子のちらし寿司にしようとなったわけです。
寿司(鮨)と言えば、夏の季語ですからね。
酢飯には、お酢が使われているので、防腐効果があるんでしょう。
酢飯といえば、河東碧梧桐(かわひがし へきごとう)の俳句にもあります。
酢米や白きがうへの夜の露
また、郷里の松山鮓(もぶり鮓)というのがお好きだったようで、3句ほどあるようです。
ふるさとや親すこやかに鮓の味(明治28年)
われに法あり君をもてなすもぶり鮓(明治29年)
河東碧梧桐の代表作といえば、「赤い椿白い椿と落ちにけり」でしょう。
私も一番好きな俳句の一句です。
この俳人は、白や赤と言った色の世界が見えるような俳句ですね。
特に「白」は多く作品に登場する印象です。
我が家のちらし寿司も、白き酢めしの上に、穴子のタレを少しかけて、その上に錦糸玉子をさらして、そこに胡瓜とスライスと刻み穴子をちらし、最後に刻みの海苔を散らしました。
添えの紫色の紅しょうがは、今年私が漬けたものです。
塩分20%の高塩の梅干しに漬けた産物です。
ちらし寿司もうまい。
錦糸玉子と刻んだ穴子と海苔の香りが、鼻腔から心よく抜けていきます。
それに、胡瓜のシャキシャキの食感がたまりません。
かつ、高塩の辛い昔ながらの紅しょうがのアクセントが効いていますよ。
食欲が落ちたこの時期でも、関係なく完食出来ましたよ。
隣の5歳児ゆうゆうも、おいしそうに食べてくれています。
ゆうゆうは、錦糸玉子から食べています。
それは、そればかり食べるのは、禁止にしますよ。(笑)
コロナ禍の家籠りの中で、ささやかな穏やかに暮させて頂いています。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。