お盆の休みも終えて、平日に戻りつつあります。
とは言え、大雨の影響で道路の通行規制や交通機関の乱れも残っています。
よく降りましたからね。
梅雨の時期かと見間違いました。
こんな8月のお盆も記憶がありません。
それ以上に、気温が下がりましたね。
寝ている間も、肌寒さに目を覚ますこともあります。
夜の寝室の気温は、27℃前後で気温も高いのに、肌寒く感じます。
お盆の時期も、家籠りのままでした。
とは言え、食品の買出しには、1回くらい行きましたね。
それが、家族3人のお盆の外出です。
雨が強く降っていて、冷蔵庫といつものように相談していました。
とは言え、お盆のご馳走も用意していました。
嫁が好きな穴子があったので、買っていたみたいです。
穴子のお寿司が食べたいとのことです。
巻き寿司や手巻き寿司も選択肢の一つでしたが、手間を省いてのちらし寿司に決定です。
いつものように、2合ばかりのご飯を炊いて、酢飯の用意をしてくれました。
続いて、錦糸玉子の用意もしてくれました。
その間に、私が具材の用意担当です。
飾りの胡瓜スライス、穴子のカットと味付けをして用意です。
穴子は、一度小鍋に、付属のタレと酒とみりんと醤油と砂糖と少量の水を食らえて、カットした穴子を煮ます。
そのまま、煮汁の中で、しばしお休み頂きます。
煮穴子みたいに、ふんわりとします。
煮汁は、酢めしに少し掛けてもいいし、後から足してもいいです。
穴子の休憩中に、数枚の薄焼き玉子を巻き巻きにして、細かく庖丁で切ってふんわりとした錦糸玉子に仕上げます。
よくほぐして、お皿に用意します。
酢飯が冷えれば、いつもの染付の皿に、酢飯を敷き詰めて、錦糸玉子の黄色い敷物をして、薄くしライスした胡瓜の敷物を広げます。
天に刻んだ海苔を散らして、皿の隅に私の漬けた高塩の紫色の紅しょうがを添えました。
家で作ったご馳走のちらし寿司です。
食べる時に、銘々勅使皿に取り分けて頂きます。
余った錦糸玉子や胡瓜スライスも、用意していますので、足らないと思えば、自分の皿に足せばいいだけです。
吸い物は、豆腐とワカメと人参とシメジの入ったすまし汁です。
私は、岳父愛用のぐい呑みに酒を注いで、晩酌です。
この日は、鰤のいいのがあったので、冊で買って来て、私が刺身に仕上げました。
この日の鰤も、腹の白い所の脂の乗ったいいところです。
鰤好きの5歳児ゆうゆうは、お寿司も食べずに、いの一番で鰤の刺身を食べていました。
この日は、ワサビは無しと言うので、さび抜きにしましたが、時折ワサビ添えて欲しいと言い出します。
鼻からワサビが飛び出すみたいです。
一度懲りてから慎重になっています。
羹にも、山葵にも懲りています。
江戸時代では、庶民がワサビを使うことがなかったと聞きます。
それは、ワサビの漢字を見ても分かるように、山葵の字に葵が使われています。
ワサビの葉が、葵の御門の葵に似ているので、ご禁制品だったと聞きます。
要するに、栽培が難しかったので、一部の特権階級の食用に限定されて位からだと思います。
そんな貴重なワサビを、今や5歳児の娘も食す現代です。
刺身にワサビがないと寂しいですからね。
刺身に醤油にないほどに、必要不可欠です。
量はそれほど必要ではありませんが、少しあると旨味はマシマシです。
刺身の醤油も、いろいろとあります。
好き嫌いのあるトロミと甘味のある刺身醤油です。
私は好きですね。
九州の方の甘い醤油が有名ですが、あの甘い醤油と腰のないうどんの取り合わせも、美味いでしょうね。
大きな一面のごぼう天なんか乗せて、一緒に頂くのは、関西人の憧れです。
コロナ禍ですから、家族3人暮らしに、ありがたいと感謝して暮させてもらっています。
どこにも行かずに、大雨の中、静かにお盆を過ごしましたよ。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。