昨日のお内裏様の茶碗に続いて、洋のテーストにチャレンジです。
その名も、雛祭り企画となれば、この時期ですね。
我が家の7歳児の姫ちゃんも、桃の節句のささやかな祝い
花を添えたいところです。
企画と言っても、「子葉殿ではござらぬか?」、そっちの其角でのではござりません。
『両国橋の別れ』の題材の講談、浪曲やお芝居も多いです。
ちょっと涙をそそります。
「明日待たるるその宝船」の意味を知らずに、芝居では後に其角殿も吉良家討ち入りの隣の土屋屋敷で居たことになりますね。
元禄繚乱の時代、蕉門十哲の其角は、いろんな御屋敷に出入りできる文化人だったのでしょうね。(知らんけど)
雛祭りの俳句を見てみます。
綿とりてねびまさりけり雛の顔
其角 「其袋」より
我が家の雛祭りでのスィーツをご紹介します。
嫁と娘が共演の手作りの三色ムースです。
そうそうこの色合いは、お雛様菱餅の様です。
何とも言えば、雅な色使いです。
十二単の色重ねにも通じます。
個性を引き出せるアイテムでしょうからね。
ムースですから、フワフワです。
苺、ミルク、抹茶の味になっています。
いつものように、私の場合には、有田焼アイスクリームの高盃の皿です。
7歳児ゆうゆうは、ピンクのハートのココットです。
外からでは、三色の色合いはみえません。
本人はそんなこと関係ねぇーって言う感じです。
食べることに固執しています。
どうも、最近は食事の量も多くなって、縦に出なく横への成長を懸念しています。
嫁がそうだったようです。
私は、小学校の時は、そんなことなかったです。
小学校1年生2年生では、牛肉が苦手でしたよ。
カレーシチューのかたい肉が苦手でした。
味も匂いも嫌いでしたね。
肉嫌いでした。
どちらかと言えば、魚がすきだったです。
そんな事を思い出します。
小学校の給食でもう一度食べたいのは、鯨肉のノルウェー風の揚げ物ですかね。
ウスターソースと、トマトケチャップで和えたソースに、揚げた鯨肉を和えただけの物だと思うのでしたが、どうもあの時の味とは記憶が合致しませんね。
味の記憶は、美化されやすいモノですからね。
当時家でも、鯨肉の網焼きとか頂いていた時代です。
摺り下ろした生姜を効かせて醤油ベースの味わいが懐かしいです。
時折、食卓に上る鯨の刺身とは、別物です。
昔食べた尾の身の刺身の味わいと摺り下ろした生姜の相性が、忘れられません。
子供の頃から、食べ物の味をよく記憶していました。
店内の匂いとかも同時に思い出します。
レストランの香り、喫茶店の香り、懐かしいです。
小学校2年生の終わりには、苦手な牛肉の克服に成功しています。
要するに、最初はいいモノを食することです。
いいモノとは、高価なモノではありません。
鮮度なども含めた、いい食材の事です。
小学校に入る前に、母が会社の慰労会で、中華料理店に行く時に、一緒逝った時の中華料理の事もよく記憶しています。
最初の冷盆に、大きなお皿に、いろいろなモノが飾り盛りしてあって、本格的なチャーシュとピータンがあったのを思い出します。
大きな魚の揚げた物にいろんな食材の入ったあんかけの味も、魚の味もはっきり残っています。
最後に、もうすごい大きな苺がデザートで出て食べたのを記憶しています。
もちろん、回る高級そうな丸いテーブルでしたね。
あの中華料理屋さんの店内の香りも、いい思い出です。
苺と言うと、いつものあの大きな苺を思い出します。
スーパーで売られているような苺ではないですね。
高級なスーパーに行くと、時折見かけますね。
我が家では、いつものように庶民的にスーパーに、家族3人で週末買出しに出かけます。
時折、パイナップル1個を買い求めます。
嫁が、私達以外で、パイナップル買っている人見たことがないと言うんです。
確かに、誰が買うんだって言うのかと言えば、我が家です。
7歳児ゆうゆうも、家では缶詰のパイナップル食べないですね。
いつも生パイナップルです。
給食でも出るでしょうから、「先生にこれなんですか?」 って聞いていないのか不安です。
貧家のかんとう家では、パイナップルも食べさせていないのかと思われるのが嫌ですね。
缶詰でなく、生がいいですからね。
生と缶詰では、甘さの種類が違います。
生パイナップルでは、パイナップル酵素も入っています。
缶詰は、シロップの甘さが強いですね。
缶の金属臭も苦手です。
生がいいと言えば、フルーツだけでなく、魚もそうですね。
ゆうゆう大好きなマグロも、冷凍物もあれば、生マグロもあります。
本マグロは美味いが、予算に合いませんからね。
でも、秘密のテクを使えば、本マグロも手軽に食べられます。
もちろん、あればです。
最近よく行くスーパーは、秘密のテクを使えるものが無くなりました。
土日になれば、マグロの特売です。
そうすると、秘密の食材が出るんですが、最近出ませんね。
少し前に出ましたが、一舟980円って、何じゃこれでしたね。
やはり、気付かれたみたいです。
お店のペイで決済することが多いので、何を買っているのか、何と何の組み合わせで買っているお客なのか気づかれたと思います。
7歳のゆうゆうが、「このパイナップル野郎」って言われると怒りますね。(元ネタは、この苺野郎です)
この日は、「この三色ムース野郎」でした。
美味しそうに食べてくれました。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。