タイトルだけなら、「家政婦が見た」シリーズみたいに感じます。
雨降りの日以外、夕刻に娘と散歩に行きます。
娘は、時に歩くことも、自転車で伴走してくれることもあります。
父と娘の貴重な時間です。
そんな時、散歩道の途中で黄色い曼殊沙華を発見です!
しかし、少し調べると、ショウキズイセン(リコリス)という種の花ようです。
とは言え、花全体からシルエットは、同じです。
同じヒガンバナ科ヒガンバナ属のようです。
どう見ても、曼殊沙華です。
私世代なら、金網に手を付けて「水島!!」言ってしまって、笑いを誘います。
市川崑の監督によって、1956年と1985年に2回公開された映画『ビルマの竪琴』を思い出します。
私の観たのは、もちろん、水島上等兵を中井貴一さんが演じられた1985年版です。
黄色と言う色が、何か意味を感じます。
何の意味かは不明ですが、黄泉の浄土の光の色なのか、光を感じますね。
仏様の住所と言えば、俗に常寂光、もしくは常寂光土と呼ばれます。
妙法華経 佛説観普賢菩薩行法経に、「釈迦牟尼仏を毘盧遮那遍(びろしゃなへん)一切処と名けたてまつる。其の仏の住処を常寂光と名く。」あります。
やはり、光に関係しているんですね。
黄色は、金色です。
そう、思い浮かぶのは、『風の谷のナウシカ』の伝承の台詞です。
「そのもの青き衣をまといて金色の野に降り立つべし 失われし大地との絆を結びついに人々を青き清浄の地へ導かん」でしたね。
何か人を導いて下さるようなありがたい気持ちになりますね。
「父早く行こう」
現実、戻って来ました。
恥ずかしながらです。
妄想の世界に居たのかもしれません。
三途の川を渡って、彼岸の地に向かってはイケませんね。
まだまだ、娘は小さいです。
頑張らねばと思います。
暫し、黄色の曼殊沙華を見て、心のバッテリーを充電しました。
バッテリーは、ビンビンです。(2009年だから、もう14年経ったのか)
教えを破って、時々「宝くじを買います」(笑)
『い・け・な・いルージュマジック』、今年の訃報聞いて、向こうで派手な化粧して一緒に歌って居られますかね。
嫁が、毎夜ピアノで、「戦メリ」を弾いています。
その影響でしょうかね。
すぐに、次の練習曲「SPEC」のテーマ曲に変わることろには、午後8時前45分位でしょうね。
「水戸黄門」なら、印籠が出る時間です。
一件落着です。
未だに、彼岸には到達できていません。
凡夫のサガです。
家の前の道を、長安目指して歩んでいます。
娘と一緒に散歩です。
なかなか、到達できません。
「父こっち」と呼んでくれます。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。
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