今週のお題「手づくり」
今日は、セイントバレンタインデー(St. Valentine's Day)ですよね。
我が家でも、嫁が何か用意してくれていたようです。
中身は覗いていません。
すでに、私の子供の頃には、ありましたよ。
今みたいに、盛大なイベントでなかったような気がします。
時に、男と言う生き物は、チョコレートの数に固執する傾向があるみたいです。
私には、そんなこととは別世界の話でしたので、蚊帳の外の出来事です。
蚊帳自体ご存じないですからね。
私は小さな時に記憶がありますよ。
田舎の親戚の家で泊まった時も、何度も使ったことがあります。
小学校の1年生の時に、家を建て替えてから、そんなもの見なくなりました。
蚊帳を吊る部屋の四隅の器具がありません。
時代を物語ります。
でも、ジブリのトトロの映画の中でも、蚊帳は登場していますよね。
月下の元、トトロとその小トトロが、どんぐりを植えた庭で、ダンスしているところは、サツキとメイが蚊帳の中で見つけて、後ろに附いてダンスをします。
あのシーンですよ。
セイントバレンタインデー(St. Valentine's Day)の時期になると、毎年私は禅語の「喫茶去」(きっちこ)をモジって、「喫茶チョ去」(きっさチョコ)と言っています。
茶席で言うと、ウケるような気がします。
これ映画の『日日是好日-「お茶」が教えてくれた15のしあわせ-』(出演:黒木華、樹木希林、多部未華子、監督:大森立嗣)でも、使って貰いたかったですね。
くすっと笑えます。
週末の食後のデザートに、チョコレートケーキが出ました。
嫁手作りのケーキです。
真ん中にハートの型紙を置いて、茶こしで粉糖をフリフリしています。
7歳児ゆうゆうにも、手伝って貰いました。
なかなか細かい技が必要なんです。
昔和食屋さんの水菓子担当として、粉糖をフリフリしていたことがあります。
何でも経験しておくと、役に立ちますね。
そう、ハートの形は、このケーキで1つしかありません。
もちろん、食べるのは、父でなく、娘の7歳児ゆうゆうです。
味は、他の部位と同じです。
私の点てたコーヒーを、3人で頂きました。
7歳児も、ブラックコーヒーを飲ませています。
苦いとは言いません。
こういう味だと思っています。
子供が飲むので、濃く濃くしていません。
粉のコーヒーの香りを嗅ぎに来ます。
ドリップして落ちて行くところが見たいというので、モロゾフのグラスに娘の分は入れています。
ドリップするコーヒーの香りも、いいですね。
キッチンと居間が、コーヒーの香りで充満しています。
家族3人で暮らし始めての毎年の光景のような気がします。
どうぞ、チョコレートケーキとコーヒーを召し上がれという意味を込めて、毎年「喫茶チョ去」(きっさチョコ)です。
ささやかな幸せの味も噛み締めています。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。