''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

寒い時には、熱々の粕汁が、ごちそうです より。

昨日のゆうゆうの記事と写真に、多くの方のコメント並びにご連絡を頂きました。
健やかな成長を喜んで下さって、本当にありがとさんです。
またの機会をお楽しみにして下さい。

 

今朝も寒かったです。
寒いと言えば、昨日の京都の駅伝でしょうかね。
雪の中を走る女子高生の姿に、テレビ中継でも、雪で見えないと言う過去にも見た事がない、頑張れと声援が出来すよ。

 

寒い時には、温かいものがご馳走です。
先日の我が家の食卓に上がったのが、粕汁ですよ。
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酒粕の旨みが強く感じます。
味のベースは、味噌仕立てでしたね。
料理屋さんのように塩ベースにすると、なかなか味が決まりません。

 

何度も味見している内に、塩分の加減が分からなくなります。
塩とはそうしたものです。
料理屋さんなら、当り鉢ですりおろす一手間が、味の加減を左右します。
ただ、家なら、酒粕のつぶつぶも、素朴な味わいです。

 

この日の中身は、鮭、こんにゃく、揚げさん、人参、里芋、ネギ、豆腐、きのこ類です。
鮭ベースもあっさりしています。
こってりベースなら、豚肉でも美味いですよね。

 

大変美味しく感じましたよ。
粕汁は、私の好物でもあります。
京都の伏見では、酒屋の軒先に、伏見の酒蔵の酒粕が売られています。
カビカビの酒粕でなく、お酒が滴るように水分の多く含んで上等の酒粕ですね。

 

こうなると、京都が懐かしいです。
今朝も、四条大橋辺りの雪の情景に、懐かしさも込み上げて来ました。
雪の京都は、情緒がありますからね。

 

酒粕、もちろん、熱燗の取り合わせは、抜群です。
天にネギと一味もフリフリしました。
フリフリと言っても、リージョンやマクロジョンは、DVDの時に言う言葉と言うなかれです。

 

「○○は、○○時に言う言葉」と言えば、ご存知、泉鏡花の『婦系図』の芸者お蔦の名ゼリフ「別れろ切れろは芸者の時にいう言葉。私には死ねとおっしゃってくださいな」ですよね。
お蔦のモデルと言うのは、泉鏡花の妻すずの苦悩の表現として有名です。

 

因みにお蔦の芸名は、「桃太郎」とか、何だか不思議な名前です。
泉鏡花が、見受けして、一緒に暮らし始めるが、師匠の尾崎紅葉の逆鱗に触れて、一度は別れ、尾崎紅葉の死の後一緒に暮らします。

 

金色夜叉尾崎紅葉先生が反対する事ではないように思えますね。
それこそ、ダイヤモンドに眼がくらんだかって感じです。
♪熱海の海岸 散歩する~

 

これも、昭和の映画やお芝居の定番です。
そう言えば、今日は東宝の決算報告でしたけっね。
君の名は。のヒットも含めて、前年度同月比でプラスようでした。
映画業界も大変ですよ。

 

映画の興行収入だけでなく、それから派生するグッズや、DVDなどの映像物の販売利権を含めると、映画だけの収益を遥かに超えるモノもあります。

 

アニメ作品は、日本だけでなく、全世界で著作物の収益が見込めます。
やはり、日本の映画は、アニメが依然と強いみたいです。
アニメ立国として、まだまだ収益も狙えます。

 

ただ、偽物の著作権と言う概念がない大国も、何とかしないといけないです。
トランプ頼りしかないですね。

 

少し前なら、寒さ寒さの時代劇も、今では少しずつ、ブームになっています。
ゲームの世界でも、戦国モノが人気です。
少し少し日本刀ブームも、盛りあがって来ています。
その内、もっともっと時代劇の名作の懐古主義に戻るのか、それとも鬼平がアニメになる時代ですから、こうした仮想的な時代劇になるのでしょうかね。

 

先の事は見通しが効きません。
そう、粕汁の白濁した汁モノのように、口にして初めて分かる旨みもありますよ。

 

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、雪のように白い粕汁の温かい話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。