三寒四温とは、よく言ったものです。
とても寒いです。
今日も4歳児ゆうゆうを保育園に送ってきました。
我が家の暖房器具と言えば、ほぼほぼ炬燵オンリーです。
無理のないエコ暮らしをしています。
私の中での理想形は、サザエさんの暮らしです。
長い間のスポンサーであった東芝にもかかわらず、夏はエアコンなしの暮らし、冬はエアコンなしの炬燵の暮らしです。
ペットの猫のタマが、冬は炬燵の中が定位置になっています。
その暮らしです。
家には、ストーブもありますが、子供が小さいので、使うのを控えています。
私は、29年一人暮らしをしていましたが、今の暮らしのスタイルのままです。
ストーブも使ったことがありません。
賃貸の規約に、ストーブ禁止があったのを思い出します。
炬燵が子供の頃からのマイアイテムであったと言えます。
実家では、ストーブだったり、ファンヒーターもありましたので、使い慣れていますが、自分の暮らしの中では使わなかったです。
そんな暮らしを、家族が出来てもできるとは思わなかったです。
まさに、エコ暮らしのままです。
去年に風呂の給湯器を変えた時、このご時世ですから、ガスと電気のコラボにしたら、電気だが安くなると、嫁が業者に誘われて、「ところで、1ヶ月の電気代は?」と聞かれて、「2500円から4000円くらい」と答えると、「・・・・・」絶句したましたね。
1つにまとめても、そんなに安くはならないと、お薦めせずに帰りました。
一戸建てとは言え、普通なら1ヶ月1万円なら、安い方かもしれない電気代です。
ケチケチ攻撃はしていません。
基本、使わない電気は、こまめに消すだけです。
簡単ながら、これしかありません。
それに、LEDの照明に変えたのも、大きいと思います。
パソコンも数台使っていますが、基本ノートパソコンです。
デスクトップ型のパソコンは、それだけで電気代で、月に3,000円は掛かります。
電力の消費の強い機器と言えば、強いて言えば、東芝の石窯オーブンと、除湿器です。
これは、必要ですから、使っています。
それ以外なら、ドライヤーに布団乾燥機は、この時期長い目に使うでしょう。
後は、食卓団らんの炬燵くらい、それだけです。
寒い夜には、暖房器具より、温かい食事です。
寒いと夜と言えば、trfの「寒い夜だから…」(作詞:小室哲哉、作曲:小室哲哉)の ♪ 寒い夜だけは あなたを待ちわびて~ が頭の中で流れます。
いえいえ、寒い夜には、温かい関東煮(おでん)とイメージします。
令和17皿目の我が家の関東煮(おでん)です。
豆腐、厚揚げ、ごぼう天、がんもどき、玉子、竹輪、こんにゃく、牛すじ肉、飴色大根に辛子を添ええてとくれば、熱燗がお供です。
私的には、関東煮(おでん)と熱燗は、相性がいいと思っています。
もちろん、練り物の油が、日本酒と合わないと意見も理解しています。
それを差し引いても、かの美食家・北大路魯山人は、合わないと言われています。
やはり、美食家の口と、私の口は違うのかもしれませんね。
熱々の関東煮(おでん)は、寒い夜のご馳走です。
うーん、熱燗のお供が欲しい所です。
お供(とも)と言えば、禅の世界の禅語の中に、有名な中国唐代の禅者・龐居士(ほうこじ)の「万法(まんぼう)と侶(とも)たらざる者、是れ何人ぞ」の問いを思い浮かべます。
料理屋さんの符牒では、お供は「車・タクシー」の事です。
龐居士(ほうこじ)は、最初に石頭希遷(せきとうきせん)に参じ、馬祖道一に参し法旨を承くと聞きますね。
馬祖道一(ばそどういつ)が、龐居士(ほうこじ)の「万法(まんぼう)と侶(とも)たらざる者、是れ何人ぞ」の問いに対して、「汝が一口に西江の水を吸盡せんを持って、即ち汝に向かって道(い)わん」と答えたと聞きます。
ここから、禅語の「一口に吸盡す、西江の水」や、その略の「吸盡西江水」が出来たと言うことみたいです。
私なら、「一口に吸盡す、西江の麦水」と言い放って、コップ一杯のビールを飲み干して見せます。
素人の勘違いも、甚だしいとお怒りはご容赦ください。
この手を使えば、琵琶湖の水も、太平洋の水も飲み干せます。
相対観の住む私どもが、絶対観の仏の世界の憧れるだけです。
凡夫は、関東煮(おでん)を肴に、燗酒を呑むだけです。
家での家族団らんの一杯に勝る幸せはないですからね。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。