''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

普段着の京都

洛中散策 菅大臣神社より

この地は約1100年ほど前の菅原道真(849~903)の累代の邸宅址で、菅家廊下(かんけろうか)と言う、学問所の跡地でもあったようです。 生誕の地でもあると言われています。 紅梅殿・白梅殿などと呼ばれる梅に関係した建物があったようですね。 敷地ももっと広…

祇園 花見小路より 「里景色」

京都四条より下(しも)は、料理屋さんが多いです。お茶屋さんも多いです。 大変京都らしいところです。ここは花見小路です。この通りのドンツキ(突き当たり)が建仁寺さんです。双龍図で有名です。お茶の発祥のお寺です。広大な敷地の散策もワクワク感もあ…

酒蔵と疎水(そすい)をそぞろ歩き 龍馬通りより

伏見は、水がいいので酒造りに向いています。 水もおいしいです。無料で汲み放題です。順番は守らないといけません。 それにしても、なんとも酒蔵と日々の生活の道が調和しています。 伏見の水と女酒←紹介したブログ記事です。 あの寺田屋を東に20メートルほ…

安井金比羅の絵馬 人生色々

昨日に続いて安井の金比羅さんからです。この安井金比羅さんで二作品続けることは当初の目論見でした。 何がそんなに面白いのか? 絵馬が奉納されています。綺麗なものや変わったものが展示されています。 こちらは多く紹介されています。でも私はあまり紹介…

京都東山散策  安井の金比羅さん

安井の金比羅さんは高台寺と二年坂の突き当たりのを東に坂を下って行ったところにあります。東大路の交差点付近に鳥居があります。長細い参道を東に歩みを進めます。 とりあえず「悪縁を切り、良縁を結ぶというご利益で有名」な神社さんです。 藤原鎌足がこ…

京都東山探訪 八坂神社から

八坂神社はご存知、祇園祭りの神さんです。 八坂神社御祭神、スサノヲノミコト(素戔鳴尊)が南海に旅をされた時、一夜の宿を請うたスサノヲノミコトを、蘇民将来は粟で作った食事で厚くもてなしました。蘇民将来の真心を喜ばれたスサノヲノミコトは、疫病流…

京都東山探訪 円山公園

大谷祖廟のすぐ横には、長楽寺があります。もともと円山公園付近も含めた大きなお寺でした。円山公園を抜けて北へ少し歩くと知恩院(浄土宗総本山)です。俗に知恩院の七不思議と呼ばれる不思議がそこには存在します。 東山の山々の山麓には多くの寺院仏閣が存…

京都東山探訪 大谷祖廟

ねねの道から円山公園に抜けようとすると大きな道路を横切ります。 大抵の方は何かご存知ありません。また、平日ご存知の方しか東にこの坂を登っていかれません。なんとも情緒のある場所です。時に伺ったときは雨の夕刻、人もほとんどおいででありません。(…

京都東山探訪 ねねの道

「ねねの道」は、清水さんから三年坂、二年坂と北に上がって来たあたりの高台寺さんから円山公園までの道を指します。石碑にも掲げられています。まだ最近の整備され、料理屋さん、旅館、はたまたいろんなグッズを売っている店舗が品よく続きます。 高台寺は…

京都東山探訪 一念坂 リベンジ

一念坂、聞きなれない坂です。二年坂、三年坂、そして、一念坂です。 字もこれを使っています。先々週ここに来ました。名前の由来も紹介しています。 大人の休日の過し方 一手御指南←こちら私のブログで紹介済みです。 今回はリベンジです。私の知り合いがお…

東山探訪 清水坂を下って

三年坂を登り切ったところを左へ曲がると清水さんへの参道で、すぐそこに世界遺産清水寺があります。清水の舞台で有名です。清水の舞台から飛び降りる覚悟であり、そういう意思を持つ言葉です。 しかし、江戸時代にもここから何度か飛び降りた事例があるよう…

東山の借景 長嘯庵

京都の代表的な景観を形成している三年(産寧)坂から二年坂、高台寺門前にいたる南北5~600メートルは、産寧坂伝統的建造物群保存地区 国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定させています。 平日の東山の二年坂付近に佇(たたず)んでいます。 少し遅いめの…

清水寺参道 夢二の夢の址

竹久夢二は、大正から昭和の初めてかけて活躍した画家です。一度はその作品に眼を留められたことがあるはずです。着物を着たちっょとアニメチックと言うか幻想的な絵は心に留まります。ちっょと好きな画家でもあります。 夢二の才能は日本画、水彩画、油絵、…

大人の休日の過し方 一手御指南

大人の休日の過し方、なかなか難しいですね。 日頃の疲れをとるためにゴロゴロとするのもいいですね。 気分を変えてみたくなるのも大人かもしれません。 ぶらっと散策に出かけました。 私の知り合いが、京都東山の一念坂でお店をされたと聞いたので尋ねてい…

路地の奥の名店 四条通り祇園界隈

京都は、大きな町であり、観光客も今から増えます。皆さんの思う京都と住んでいる人間から見る京都にはすこし違いがあります。四条通は京都の町を東西に走る大きな道路です。 東の突き当りが八坂神社さんです。必ずと言っていいほどドラマには登場します。そ…

骨董屋を覗いて。中級編 「変わり八寸皿」

京都は、古都という観光地の顔だけでなく、茶道、華道と芸術の町でもあります。 当然そこには絵画、書、焼物、骨董が付いてきます。 こういうの見るのも私は好きなんです。値段の高いものもあります。手ごろなものもあります。何十軒とあるんですよ。それも…

そぞろ歩き東山散策 「豊国さんから正面通を通って鴨川に~」

今日は、東山散策の最終報告です。 豊国神社(親しみを込めて豊国さんと言います)から西側はまっすぐに鴨川に繋がっています。 神社の境内から見晴らしがいいです。豊国神社さんを撮る写真はあっても、神社さんからの見る景色の写真は少ないと思います。ほん…

ぶらぶら東山散策 「大和大路から正面通を通って鴨川に~」

大和大路(縦)と七条通(横)の東北角に交番があります。この交番の奥が国立博物館です。その名も「大仏前交番」、近くには郵便局や地名にもなっています。ご存知でした? 京都の大仏さん。奈良の大仏より大きな19メートルという大きさです。 桃山時代の話ではあ…

裏路地から見た京都

お好み焼きの名店「吉野」をほろ酔いになりながら、散策です。散歩みたいなものですよ。 すでに午後5時を過ぎていたので寺院の拝観の受付は終わっています。空はまだまだ昼間です。明るいです。7時位までなら散策楽しめます。すでに観光客は姿がありません。…

国宝唐門と開かずの大門

京都駅近く東西の本願寺があります。巨大な敷地に圧巻されることでしょう。 西本願寺さんにはいろいろな国宝があります。また、世界遺産でもあります。お参りされた方も驚くほどの敷地です。でも一般の方が入れるところは一部です。その一部でさえ、巨大です…

鰻と三嶋の御社

土用の丑の日が近くなって、スーパーでも鰻の特売やってますよね。 鰻は蒲焼が一番ですかね。特にごはんと相性が良いので鰻丼でしょうね。 夏が来たという感じが特に感じます。 う巻きも美味いですね。う巻きは、出し巻きに鰻を芯に巻いたものです。 それに…

伏見の町にいらっしゃい!!!!

伏見と言えば、京都と思われますが、正確には伏見と京都は別の町です。 京都市伏見区と言う行政区の管轄にされていますが、合併のために一時期、伏見市と言う時代もありました。江戸時代にも京都奉行所とは別に伏見奉行所と言うのが置かれていました。町の成…

涼の字に見る鴨川と京の都

京都では、ムシムシとした日が続いています。梅雨明け間近です。祇園祭前後に梅雨が明けるのが普通ですが、今年は少し様子も違うようです。 涼しい気分になりたい。 そう思うのは人情です。世間ではエコブームで消費するエネルギーとCO2の排出制限といろいろ…

普段着の京都 三都物語

京都は古都でもあり、多くの寺院仏閣が立ち並んでおります。しかし、京都に生まれ育った生粋の京都人は観光地に行ったことがない方が驚くほど多いです。 幸い私は兵庫県に生まれですから、最初に京都に住んだ頃は、毎週名所旧跡に足を運んだものです。 しか…

銃弾の傷痕(きずあと) 伏見より

写真は鳥羽伏見の戦で付けられたものです。この傷痕は料理屋さん「魚三楼」(うおさぶろう)の玄関のものです。当時から料理屋さんです。江戸時代の明和元(1764)年、讃岐出身の初代・三郎兵衛が創業した老舗です。京都では同じ場所で100年以上商売されている…

藤森神社の「じ」

総索引https://kantoshoue.hatenablog.com/entry/35343705 藤森神社の祭礼より。 今年も、藤森祭の宵山だより。 藤森祭の神幸祭、お神輿巡行です。 もう、節分の用意です。藤森編。

「鴨川に 立ちて比叡の 峰あかり」 の句碑

すこし暖かくなってきたので鴨川を散策してました。前から気になっていた句碑があります。 「鴨川に 立ちて比叡の 峰あかり」 蝦名正人 夜になるとここから比叡山の山の灯が見えます。正確にはこの句碑前後から見えます。それも「ほのあかり」と言える灯です…