''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「昭和の日」と五臓六腑(ごぞうろっぷ)に染み渡る

昭和の時代、酒場で中年の男性が、コップ酒を口にした瞬間「五臓六腑(ごぞうろっぷ)に染み渡る」と言いながら、一日の疲れを癒していたのを思い出します。(私もその歳に近づいています) 五臓六腑(ごぞうろっぷ)というのをご存知ですか? 五臓六腑(ごぞう…

播州人の私が思う「たこ焼き」

最近京都にも、多くのたこ焼き屋が店を出しています。 それも本当の屋台でもなく、中でジュースやビールが飲めるようなイートインタイプです。 テーブルやイスが置いてあり、たこ焼きの販売だけでなく簡単な飲食もできる半店舗のことです。 商店街にも多いで…

あさりの赤だし

一昨日、昼ご飯食べにとある店に入り、何気なく赤だしを頼みました。具は、「あさり」でした。ねぎも入っていて香りもよく味もなかなかでした。貝もやせていなくて食べ応えありでした。今この時期が旬です。 あさりはすまし汁にして飲むことが多く、味噌汁に…

花の色は うつりにけりな

京都は、桜の花も散り行き、晩春に向かっていくのが日に日に感じられます。 季節も穏やかに移り過ぎて行きます。 「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせし間に」 小野小町(おののこまち) 「古今集」より 桜の花の色もすっかり色あせ…

銃弾の傷痕(きずあと) 伏見より

写真は鳥羽伏見の戦で付けられたものです。この傷痕は料理屋さん「魚三楼」(うおさぶろう)の玄関のものです。当時から料理屋さんです。江戸時代の明和元(1764)年、讃岐出身の初代・三郎兵衛が創業した老舗です。京都では同じ場所で100年以上商売されている…

ねぎを食らう。

原産地が中国西部・中央アジアです。 日本では、奈良時代から食べられていました。 古名は「き」といいます。匂いがくさい。 これを表す言葉であり、地下に生えている、つまり根のキがネギらしいです。 別名「ひともじぐさ」ともいいます。 女房ことばです。…

英一蝶と初鰹

目には青葉 山ほととぎす 初鰹 (山口素堂) 俗に「目に青葉山ほととぎす 初鰹」と言われますが、正しくは「目には青葉 山ほととぎす はつ松魚(初鰹)」と字余りなんですね。言いにくい気がするからでしょう。 この季節にはぴったりの俳句です。 山ほととぎ…

「葷酒山門に入るを許さず」

よくお寺それも、禅寺系の門脇の石に刻まれている句です。 「不許葷酒入山門」と達筆で書いてあります。 この石は戒壇石(かいだんせき)と呼ばれるらしいです。 初めて知りました。 「くんしゅさんもんをいるをゆるさず」と読みます。 「いる」を「はいる」…

松山千春を思う

21日の深夜、アーティスト 松山千春のデビュー30周年の番組をやっていました。録画して見ました。熱烈なファンでは有りませんでしたが、大好きな歌手の一人です。中学生の頃のもっとも活躍されていた歌手の一人でもありました。それも当時は、テレビに出ない…

魯山人の器(うつわ)

『魯山人陶説』 北大路魯山人 平野雅章編 中央文庫 北大路魯山人といえば、今や知らぬ人のいないほど有名な人物でしょう。ある人には美食家として、ある人には書道家として、またある人には陶芸家としてその名前を知られているマルチな芸術家と言えます。 も…

紅白の椿と 魯山人の「椿鉢」と ひや酒

赤い椿と白い椿と魯山人の椿鉢(平成10年北大路魯山人展の表紙一部より) 「赤い椿 白い椿と 落ちにけり」 河東碧梧桐(かわひがし へきごとう) 愛媛県出身の俳人。正岡子規より俳句を学ぶ、高浜虚子とも親交があった。 明治の一番華やかな頃の俳人であります。…

あおによし、童子よし? 奈良を思う

奈良と言えば東大寺 あの角(つの)の生えた童子?は「せんとくん」というのでしょうかね。良いような悪いような答えに困ります。何故あれなのか疑問はあります。要するに大学の偉い先生が企画したキャラクターであるから、それが理由でしょうね。センスが悪い…

雑誌「サライ」を読み返す 「辰巳芳子」編

雑誌「サライ」1996年第5号に料理研究家の辰巳芳子さん 雑誌「サライ」1996年第5号に料理研究家の辰巳芳子さんの記事があります。 タイトルに「旬のものをきちんと食べている人は元気なだけでなく、人生設計もちゃんと出来る人です」と書かれています。先生…

鰆(さわら)の幽庵焼 「北村幽庵」編

魚偏(さかなへん)に春は、鰆です。春という字が付く以上春が旬であることは分かります。 一般的には3~5月が旬といわれます。地域によってもすこし旬に違いはあります。 塩焼きも美味しいですし、西京焼きなど、総じて焼き物に良く使われます。鮮度がいいと…

ラーメンが食べたくなって 「麺」編

痛風発作以来、油ものや肉類はすこしご無沙汰していました。 その反動でしょうか、朝ごはん取っていなかったせいか、無性にラーメンが食べたくなった。 人と打ち合わせに行く途中の出来事です。 朝の10時前、足は勝手に新福彩館に向かっていました。 ご存知…

数学きらいな私と「集合」との関係 「仮想商売」編

学生時代、文化系であった私は、数学が苦手でした。一般教養の課程で時間の予定上、仕方なく「数学」を授業でとりました。いやでした。最初の授業のときもっとびっくりしたことが有りました。この数学担当の先生は「集合」の専門家であったのです。 あの集合…

ヨーグルトを飲み干す

上の写真は昨日飲んだ「ルナ」製品です。 最初の写真は寒天入りの食べるヨーグルト「牧場の朝」です。 ヨーグルトがいいと言い続けて来ましたが、実際スーパーに買いに行くとなれば、どれ買っていいのか分からないほどあります。 商品が多岐にわたっておりま…

その後の痛風発作リポート 3  疎水より

疎水に浮かぶ十石舟です 痛風発作から数日が経つ痛みも自然と沈静しました。しかし、痛みは未だ有ります。宿命です。歩行時に痛みをかんじるといったところです。気分を変えなくてはなりません。 遅い昼食を食べようと近くの疎水に行きました。少し前には桜…

その後の痛風発作 2

「カゴメの植物性乳酸菌ラブレ」成果は? 痛風発作がやって来て痛みは続きしたが、今は沈静しています。すごいのは突然寝ているときにやって来ます。何かスイッチを入れられたような突然の痛みに起きてしまいます。起きざるを得ないそれ程の衝撃です。普通、…

とうとうやって来ました通風発作

とうとうやって来てしましました。 発病以来、小さい発作は何度かあるものの大きなの二度目です。ここ数日予兆は来ていました。なんとなく違和感があるんですよね。ぶつけた訳でもないのに足が痛む。私の場合には発作は右の足首に起こります。それも26年も前…

花祭り 4月8日を書き忘れて 「天上天下唯我独尊」編

4月8日は花祭りです。書き忘れてしまいました。「いけない息子でした。慈父の誕生日を忘れてしまうなんて」 日本人は仏教徒も多い国です。キリスト様の生誕のクリスマスを祝いながら、お釈迦様の生誕日を知る人は少ない。知っていたとしてもお祭りではない。…

湯漬けのすすめ

湯漬けというのご存知ですか? お茶漬けではありません。お湯をかけただけのご飯です。 戦国時代にも、戦場ではこれを食していました。 日々の生活でも、大半が湯漬けだ聞いています。 今のように白米でなく玄米だったので、多少食べずらかったのかもしれませ…

水車のある風景 「新日本紀行 ふたたび」編

日曜日の朝4:15頃からNHKの新日本紀行を振返る番組です。子供の頃やっていた番組です。それを当時と今とを対比、検証しながら、色々な物事を現在に問い直す番組です。ちょっと硬そうな番組です。 内容は色々で知らないことや昭和までの面々と続く地方の生活…

筍の味わい

筍は今が旬、もう少し先まで楽しめそうですが、柔らかいのはこの季節が旬です。地上に出てしまってはやっぱり竹としか言いようがない。土の中の筍が柔らかくて美味い。 捕り手も大変です。竹林管理が難しいようです。一年かかってやっと今収穫できるんですか…

昔のナポリタンにあこがれて

天気も最高。桜も今が最高の桜。お弁当もってお花見いいですよね。 子供の頃の弁当というと、玉子焼きに、唐揚げ、赤いウィンナーは定番でしたでしょう。 今でもそれ程変わっていないのかもしれません。 時々惣菜なんかでスパゲティー入ってましたよね。家の…

夜桜と疎水

夜桜なんとも言えず幻想的です。 ライトが行き渡っているような公園なら、夜桜もまた違った姿を見せるのかもしれません。 ここは外灯に照らされた夜桜です。この時期の日常的な夜桜です。それですら幻想的で風景をなしています。 また、桜は色が白っぽいので…

なまり節と胡瓜の甘酢漬け

昨日近くのスーパーに行ったら、なまり節が売っていた。もうすぐ本格的なカツオのシーズンも近いのと感じます。季節的にはすこし早いかもしれません。なまり節もまだ小作りのものです。 私はなまり節を京都に来るまで知りませんでした。私の生まれた郷里では…

備えあれば憂いなし 「飲むヨーグルト」編

桜も咲いてお花見にと繰出しついつい呑み過ぎてしまう時期ですよね。 食事の時、ヨーグルトお薦めしています。痛風患者なら簡単で効率よく尿酸値が下がります。検査結果の項目あるのでタイトル通りなのか疑問もった方見て下さい。 10日で尿酸値8.9から3.8に…

さくらと疏水 「逢花打花 逢月打月」編

疎水をバックに桜が咲いています。 季節は、春まっ盛り、桜は6分を越え見た目には満開かと見違えるかと思えるほどです。もうすぐすると散りの桜を伴います。この辺が満開というところでしょう。 日本人は桜が大変好きな民族でしょう。でも、世に多く広まった…

釜揚げしらすの苦悩

釜揚げシラス、美味しいです。私の好物です。 ちりめんじゃこも美味しいですが、やわらかくて、真っ白なしらすは、特にこの時期が最高です。「春しらす」とも呼ぶようです。カタカナの表記も目に付きます。ここは平仮名で、きめ細かさを表すこととします。 …